夜遊びを楽しむ

東京・銀座にあるクラブの利用方法・料金と、同伴をする際のポイント

東京の銀座には「クラブ」と呼ばれる店がたくさんあります。クラブは「女性と一緒に、会話やお酒を楽しむことができるお店」です。銀座のクラブは日本の中でも「サービスの質が高い」「美人な女性や可愛い女性がホステスとして在籍している」として知られています。いわゆる「水商売」の仕事をしている女性にとって、銀座のクラブで仕事をすることは「一流の証」なのです。

男性によっては、「銀座のクラブに行ってみたいけれど、どのように利用したら良いのか分からない」ということがあります。そこでここでは、「銀座クラブの利用方法」について紹介します。

クラブとキャバクラは違う店

クラブと混同されることが多い店として、「キャバクラ」があります。これら2つの店はどちらも「女性と会話やお酒を楽しめること」という点では共通しています。しかしクラブとキャバクラは、細かな点が異なります。

「女性の指名制度」が異なる

クラブとキャバクラで大きく異なる点として、「女性の指名制度」が挙げられます。

水商売の店では好みの女性を「指名」して、その女性と一緒に会話やお酒を楽しむことができます。キャバクラでは、自分が指名したい女性を来店ごとに選ぶことができます。

男性は「前回の来店ではAちゃんを指名したけれど、今回は新しく入店したBちゃんを指名してみよう」のように、キャバクラに来店した日の気分によって、指名する女性を変えることができます。

ただ、キャバクラを利用する男性はいわゆる「お気に入りの女性」を見つけて、来店したときには毎回その女性を指名することが多いです。

これに対してクラブでは、「永久指名制度」という仕組みが採用されています。

クラブに初めて来店すると、1人のホステス(クラブで働く女性スタッフ)が自分の「係(かかり)」となってくれます。

係は呼び名の通り、「男性の担当者」という役割を担っています。係の女性は、出勤しているホステスの中から、「男性が好みそうな女性」をつけてくれます。

また、男性が「あの子が好みだから、自分の席につけてほしい」と依頼すると、係がその女性を男性の席につけてくれます。

係の女性はひとたび決まると、基本的に変更することはできません。そのためこれを「永久指名制度」と呼びます。係は男性客が決めることはほとんどなく、店によって決められます。

ただ、もし係の女性が好みでなければ、店にいる「ママ(クラブの責任者である女性)」や「ボーイ」の男性に相談することで、係を変更してもらえる場合があります。もしくはそれ以降、別のクラブを利用する男性もいます。

永久指名制度と聞くと、男性によっては「クラブでは他に好みの女性がいても、ずっと1人のホステスを指名し続けないといけないのだろうか」と思うことがあります。

しかしそうではなく、自分を担当してくれる女性が固定されるだけで、気になった別の女性を自分の席につけてもらうことは可能です。

キャバクラにおいて男性は、1人の女性を指名するようになると、他の女性を指名する人は少ないです。その理由は「別の女性に指名を切り替えると、元々指名していた女性に申し訳ないから」です。

例えばキャバクラで男性が5万円を支払うと、それは「男性に指名されたキャバ嬢の売上」になります。キャバ嬢は売り上げた金額によって収入が変動するため、「男性からの指名を得られるかどうか」は非常に重要な問題なのです。

そのため男性は、キャバクラではどの女性を指名しても自由ではあるものの、1人の女性を指名し続ける傾向にあります。もし男性が別の女性を指名したくなった場合には、他のキャバクラを利用することが多いです。

これに対してクラブでは男性が5万円を支払うと、それは「係の売上」になります。そのためクラブで男性が「今までAちゃんとよく話していたけれど、Bちゃんとも話したい」と考えを切り替えても、Aさんが落ち込むことはありません。そのためクラブでは、男性が気兼ねなく席についてもらう女性を切り替えることができます。

「キャバ嬢」と「ホステス」の違い

キャバクラで働く女性は「キャバ嬢」、クラブで働く女性は「ホステス」と呼ばれます。キャバ嬢もホステスも、「男性の横に座り、男性にお酒を注ぎながら楽しく会話を交わす」という店では共通しています。

ただ、キャバクラに来店する男性は、「賑やかな雰囲気を楽しむために来店していること」が多いです。キャバクラの店内にはカラオケが設置されており、男性は他の男性客やキャバ嬢がいる中で歌を歌うことができます。

キャバ嬢の多くは、服装や容姿が華やかです。これは女性自身の趣味でもありますが、「キャバクラの賑やかな雰囲気に合わせるため」でもあります。そしてキャバ嬢は男性客に対して、元気に明るく接することが多いです。

これに対してクラブは、「落ち着いた雰囲気の中で、女性との会話やお酒を楽しむこと」を目的として来店する男性が多いです。

キャバクラは中高年の男性だけでなく、20代や30代の若い男性も多く来店します。一方でクラブは40代や50代など、中高年の男性が多く来店します。そのためこのような男性の目的に合わせて、ホステスは「落ち着いた接客」を意識しています。

ホステスもキャバ嬢と同様に服装が華やかで、明るい雰囲気をもっていることは多いです。

ただ、ホステスはこのような雰囲気をもちながらも、「マナー」「礼儀」「立ち居振る舞い」に気をつけて男性客と接する傾向にあります。

このようにキャバ嬢とホステスは一見すると似ています。しかし両者は「男性を接客するときの意識」が異なるのです。

銀座のクラブでかかる料金

銀座のクラブは一般的に「料金が高い」というイメージがあります。銀座のクラブを利用するときの相場は、比較的料金が安い店で3~4万円ほど、高級店では7~8万円ほどです。高級クラブではおつまみやお酒をたくさん注文すると、会計が10万円以上になることもあります。

一般的なキャバクラであれば、1時間あたり5,000円ほどで利用できる店は多いです。銀座のクラブはこれに比べると、「非常に高い」といえます。

銀座のクラブが上記のように高い料金である理由は、「チャージ」と呼ばれるさまざまな料金が発生するためです。銀座のクラブにおける利用料金は、以下のような内訳で構成されています。

セット料金

セット料金は「クラブの利用料金」を指し、「ファーストセット」とも呼ばれます。

セット料金は「90分10,000円」のように表されます。セット料金には「最初に出てくるおつまみの料金」も含まれます。これは一般的な居酒屋などでの「お通し」にあたります。

また、セット料金に「ミネラルウォーターのボトル」が含まれていることもあります。追加でミネラルウォーターウォーターを注文すると、1本あたり1,000~2,000円ほどの料金がかかります。銀座のクラブは水を注文するだけでも比較的高いため、注意が必要です。

テーブルチャージ

テーブルチャージは「席料」にあたる料金です。「1度の来店あたり5,000円ほど」が相場となっています。

ホステスチャージ

前述のように銀座のクラブでは、「係」の女性が男性客にホステスをつけたり、男性客が係に「あのホステスに接客してほしい」と依頼したりすることがあります。ホステスチャージは「ホステスの接客料金」です。

ホステスチャージは1人2,000~10,000円ほどであることが多いです。また、担当するホステスによって変動することもあります。

ホステスチャージはキャバクラでいう「バック」と呼ばれるお金で、全額が接客したホステスの取り分となります。

ただ、店をたくさん利用してもらうために、「ホステスチャージを請求しないクラブ」もあります。

タイムチャージ

タイムチャージは「セット料金で設定された利用時間を超える場合にかかる料金」を指します。例えばセット料金が「90分10,000円」と決められている場合、90分を超えて店を利用する場合には、タイムチャージが加算されます。

タイムチャージは「1人で来店する場合、30分超過するごとに3,000円」「3人で来店する場合、30分超過するごとに5,000円」のように、来店人数で変動する場合があります。

ボーイチャージ

クラブには男性スタッフである「ボーイ」がいます。ホステスが男性客の接客を行うことに対して、ボーイはいわゆる「雑務」を担当します。

ボーイは男性客の手荷物を預かったり、灰皿や氷の入れ物である「アイスペール」の交換を行ったりします。

ボーイチャージは「1度の来店につき5,000円ほど」が相場です。

オールチャージ

オールチャージは「クラブのスタッフが男性客の対応をするために行うさまざまなこと」に対して発生する料金です。オールチャージを請求する目的は、曖昧である場合が多いです。

オールチャージは「1度の来店あたり5,000円ほど」が相場です。

サービスチャージ

サービスチャージは「上記の料金を全て含めた料金に対して、25~50%の割合でかかる料金」です。サービスチャージもオールチャージと同様に、「なぜ請求されるのか」が曖昧な場合が多いです。

しかしサービスチャージがかかることは銀座のクラブを楽しむ人にとって「暗黙の了解」となっています。

また、店はサービスチャージを例えば「小計の30%」のように、一定割合に決めているわけではありません。銀座のクラブに来店する男性客の収入は、人によってさまざまです。そのためクラブは、男性客ごとにサービスチャージを設定することが多いです。

クレジットカード利用に対する手数料

クラブによっては、クレジットカードを利用する男性客には「カードの利用手数料」を追加で請求することがあります。

クレジットカードを利用すると、2%や3%などの「カード利用手数料」が発生します。この手数料は通常、店が負担することになります。

例えば銀座のクラブで男性客が10万円をカードで支払った場合に、カード利用手数料が3%であったとします。この場合、店の銀行口座には後日、10万円から手数料の3,000円を差し引いた、97,000円が振り込まれることになります。

カードの利用手数料は上記のように数%であり、一見すると小さく思えます。しかしたくさんの男性客が来店すると、その金額は大きくなります。

そのため店によってはこの手数料を負担したくないため、男性客に「カードの利用手数料」を請求することがあるのです。カード利用手数料が3%の場合、男性は「会計に対する3%の金額を上乗せした料金」を支払うことになります。

ただ、クレジットカード会社は規約により、「店がお客にカード利用手数料を請求することは、規約違反」と定めています。

そのため銀座のクラブがカード利用手数料を男性客に請求することは本来、カード会社の規約に違反しています。しかし銀座のクラブにはカードの利用手数料を請求する店が多く、オールチャージなどと同様「暗黙の了解」となっています。

このように、銀座のクラブではさまざまな料金がかかります。そのため仕組みを理解せずに店を利用してしまうと、思わぬ高額請求になってしまうことがあるのです。

初心者が銀座のクラブを利用する場合、前述のように「平均的な店であれば3~4万円、高級店であれば7~8万円もしくはそれ以上」と考えてください。

銀座のクラブに来店する客層

銀座のクラブに来店する男性は、「企業の経営者や役員」「芸能人や芸能界関係者」「医師や弁護士など、士業に就く男性」が多いです。年齢層は40~60代の男性が多く、ときには30代の男性が訪れることもあります。

銀座のクラブは平均的な相場の店であれば、誰でも入店できることが多いです。しかし「高級クラブ」の場合、初めて店を利用する人が直接足を運んでも、入店できないことがあります。これはいわゆる「一見(いちげん)さんお断り」の店です。

このような店に入りたい場合は、「すでに店の会員になっている人と、一緒に向かう必要」があります。

また、クラブのオーナーやホステスと知り合う機会があれば、「クラブ関係者からの紹介」として入店することもできます。このような形で入店する場合、必ずしも経営者や社会的地位の高い職業に就いている必要はありません。

銀座のクラブでは「粋な振る舞い」が重視される

銀座のクラブで特に重視されることとして「粋(魅力的)な振る舞い」が挙げられます。「粋」とは曖昧な表現ですが、「気持ちに余裕があること」といえます。また、いわゆる「お金をケチらない様子」「スマートな振る舞い」ともいえます。

例えば上で述べた「カード利用手数料」がかかることについて、店が男性客に説明しない場合があります。男性によっては「カード利用手数料がかかるとは聞いていない!」と怒ることがあります。

しかしここで怒る男性客は、店のスタッフから「粋ではない」と判断されます。男性がこのような態度をとると、ホステスや係の女性は「この男性はカード利用料も含めて気前よく支払い、最後まで楽しい気分で店を出れば良いのに」と感じるのです。

また、クラブの常連客である男性には、係が電話やメールなどで連絡することがあります。

係の女性が「明日はホステスのAちゃんが誕生日を迎えるのです。遊びに来てくださいね」と誘ったときに、「そうだったね! 明日は仕事で忙しくなるけど、23時頃に店へ行くよ」のように店の提案に応じる男性は「粋」とみなされます。

これに対して「明日は忙しいから無理だな。僕はAちゃんをあまり席につけてもらわないし、また別の日に行くよ」と返答する男性は、クラブの女性から「粋ではない」とみなされます。

このように、「常にホステスやクラブのスタッフを楽しませたり、喜ばせたりすることができる男性」が粋と考えられるのです。銀座のクラブにいるホステスは、「男性客が粋な振る舞いをするかどうか」をしっかりと見ています。

人によっては「銀座のクラブは敷居が高い」と言うことがあります。これは銀座のクラブが料金的に高いだけでなく、「粋な振る舞いが求められるため」でもあります。「粋」は銀座のクラブを楽しむときの「文化」となっています。

粋に振る舞うためには、基本として次の4点に気をつけてください。

楽しさから酔いすぎない

人によっては銀座のクラブでたくさんお酒を飲んでしまい、酔いすぎてしまうことがあります。

いわゆる「酒癖(さけぐせ)の悪い人」は、酔うと大きな声で笑ったり、暴言を吐いたりすることがあります。このような振る舞いは、ホステスから見て「粋ではない」とみなされやすいです。

銀座のクラブでは「お酒を楽しく飲みながらも、ホステスや同伴者に配慮する行動」が、粋であると考えられます。このようなお酒の飲み方は「綺麗な飲み方」と表現されることがあります。

横柄な態度をとらない

銀座のクラブに来店する男性には、さまざまな人がいます。その中には「大企業の経営者」や「医師」「芸能界関係者」などの男性もたくさんいます。

このような高収入で社会的地位が高い人の中には、ホステスに対して横柄な態度をとってしまう人がいます。「俺は偉いのだ」という態度で自慢話を続けたり、一緒に来た男性の気分を害したりしてしまうのです。

しかしこのような振る舞いは、ホステスから「粋ではない」と考えられてしまいます。「社会的に成功しているにもかかわらず、謙虚で周りの空気を読む態度」が粋と見なされるのです。

男性によっては好みのホステスに対してはもちろん、他のホステスに対しても優しく接することがあります。このような男性はホステスから、粋だと思われるのです。

「ケチな素振り」を見せない

いわゆる「ケチな素振り」を見せないことも、銀座では大切です。男性によっては「今日は手持ちが少ないから、あまりお酒を注文できないな」「今日は付けといて(後日来店した際にお金を払うこと)くれるかな」のように言うことがあります。

このようなことを口にする男性は、ホステスから粋と思われません。銀座のクラブは、お酒やおつまみの料金が高いです。しかしお金を気にせず、「お酒が足りなくなってきたら、追加のお酒を注文する」という自然な行動をとることが粋とされます。

銀座のクラブへ出かけるときには、店が一般店と高級店、どちらであるかを確認して、予算には余裕をもたせておきましょう。

「この店は1回の来店で3~4万円かかりそうだから、10万円用意しておけば十分だろう」と考えて店に行けば、余裕のある振る舞いをすることができます。

服装・身だしなみに気をつける

服装や身だしなみに気をつけることは、一般的にもよくいわれることです。しかし銀座のクラブでは、「より高いレベルのお洒落や身だしなみ」が必要です。

銀座のクラブに来店する男性客は前述のように、高収入な男性や社会的地位の高い男性が多いです。また、クラブの店内は高級感があるため、安い服を身に付けていると浮いてしまうことが多いです。

そのため銀座のクラブを訪れるときにはTPOをわきまえて、「自分の雰囲気や体型に合った上質な服」を着る必要があります。

銀座のクラブをよく利用する男性は、「自分が周りの人からどのように見られているか」を意識しています。そして「自分の体型」や「自分にどのような服が似合うのか」を熟知しているのです。

服には流行があります。ただ、流行のデザインを取り入れた服装はお洒落である反面、「流行に流されていて、個性がない」と見なされることがあります。

銀座のクラブに在籍するホステスはさまざまな男性を見る中で、「この男性はベーシックな服装の中に、少し流行のデザインを取り入れていてお洒落だな」「この男性が着ている服は、生地の質が低そうだ。クラブの雰囲気に合わないな」のように服装を確認しています。

そのため銀座のクラブへ向かうときは、「上質で、自分に合った服」を身に着ける必要があるのです。

銀座のクラブによく訪れる男性は、「よく知られている高級ブランドの服」や「高級時計」だけを身に着けていることは少ないです。

「誰もがすぐに高級と分かる服・時計・靴」を身に着けていると、ホステスから「あの男性はお金持ちであることをあからさまにアピールしている」と思われてしまいます。

銀座のクラブを利用する男性の多くは「高級品を身に着けすぎると、マイナス印象になること」を理解しているのです。

さらに銀座のクラブに訪れる男性は、「自己管理」をしっかり行っている人が多いです。

このような男性はスポーツジムやサプリメントなどの活用によって、体型や健康を維持しています。このようなことは銀座のホステスも関心があるため、自己管理ができている人は粋と見なされることが多いです。

初めて銀座のクラブへ行く場合の利用方法

一般企業に勤める男性が初めて銀座のクラブを利用する場合には、一見さんお断りではない「一般店」を利用すると良いです。キャバクラよりは敷居の高さを感じるかもしれませんが、誰でも入店できるクラブであれば、ホステスから不自然に思われることはありません。

クラブのホームページを見ると、料金が掲載されています。また、クラブについての情報をまとめたポータルサイトでは、「クラブの平均予算」を掲載していることがあります。

このような情報を参考に、「興味の湧いたクラブを利用した場合、どのくらいお金がかかるのか」を予想しておきましょう。予算を確認しておくことで、会計時に想定外の金額になることを防ぐことができます。

クラブへ来店して席に着いたら、「クラブの利用が初めてであること」を正直に伝えましょう。

無理に「ホステスから粋だと思ってもらえるように、行動や言動に注意しよう」と意識していると、逆に不自然な態度をとりやすいです。逆に「実は今までクラブを利用したことがなくて、今日は楽しみです」と正直に伝えると、ホステスは店のシステムについて説明してくれたり、ホステスが積極的に話題を振ってくれたりします。

クラブではお酒を注文することになりますが、「いつも飲み慣れたお酒」を頼めば良いです。無理にシャンパンなどの高級なお酒を注文すると、会計が予想以上の金額になることがあります。また、不慣れな環境や緊張から、悪酔いしてしまうこともあります。

クラブに来店する男性客はたくさんいます。ホステスはたくさんの男性客を対応する必要があるため、男性客1人1人が何を注文したかまでは、把握しきれていないことが多いです。

特に初めて来店する男性客の場合、ホステスは「この男性が来店する機会は、今回限りかもしれない」と考えていることがあります。

そのため初来店の男性客がどのようなお酒を飲んでいても、ホステスはあまり気に留めていないことが多いです。そのため、あなたが自然体で楽しめるお酒を注文すると良いでしょう。

クラブで注文できる高級なお酒には、シャンパンやウイスキーなどがあります。このようなお酒はボトル1本あたり10万円ほど、もしくはそれ以上の金額がかかることもあります。そのため最初は無理して注文しないよう気をつけるべきです。

銀座のクラブには「おつまみ」も用意されています。ただ、チーズやナッツ、フルーツの盛り合わせなど、簡単なメニューが多いです。

クラブは前もって他の店で食事をしてから来店する人が多いため、このようなおつまみしか用意されていないのです。そのため初めての場合、無理におつまみを注文する必要はありません。

ちなみにおつまみを注文する場合は、1品あたり3,000~5,000円ほどであることが多いです。

銀座のクラブで「同伴」をする場合

銀座のクラブではキャバクラと同じく、ホステスと「同伴(どうはん」をすることができます。同伴とは、「出勤前のホステスと食事に行き、その後に2人でクラブへ向かうこと」を指します。クラブへ到着した後、男性はクラブでお酒を楽しみ、同伴したホステスと引き続き一緒に過ごすことができます。

銀座のクラブを利用する男性にとって、ホステスは魅力的な存在です。男性によっては「銀座のクラブにいる好みのホステスと、食事に行きたい」と思うことがあります。

このようなときにはホステスを「今度食事に行こうよ」と誘うことで、同伴をすることができます。

キャバクラでキャバ嬢と同伴をする際は、多くの場合「同伴料」という追加料金がかかります。これに対して銀座のクラブでは、同伴料が無料である場合が多いです。

銀座のクラブは一般的に、20時もしくは20時半に開店します。ただ、男性客が来店し始める時間帯は、22時過ぎからです。

同伴をする場合、男性客はホステスと食事後に、開店時間を目がけてクラブへ入店することになります。

つまりクラブにとっては空いている時間帯に男性客を迎えることができ、売上が上がりにくい時間帯に利益を得ることができます。このようなことから、銀座のクラブは同伴料金を無料に設定していることが多いのです。

ホステスに連絡先を聞く

「同伴をしたい」と思ったら、ホステスに連絡先を聞く必要があります。

何度か銀座のクラブに通ってお気に入りのホステスを見つけたら、その女性と連絡先を交換します。ホステスに「良かったら連絡先を教えてよ」と、ストレートに提案しましょう。するとホステスは、比較的気軽に連絡先を教えてくれます。

連絡先交換によりホステスは男性客の連絡先を知ることで、いわゆる「営業メール」を送ることができます。ホステスは男性客に「またお店に来てね」のような連絡をすることで、再来店につなげるのです。

このような目的をもっているため、ホステスは連絡先交換の提案に応じてくれることが多いです。

ホステスは仕事をする中でたくさんの男性客と接しています。そのため連絡先の交換は、あくまでも「仕事」として行ってくれます。ホステスが「本当の恋愛感情」をもって男性客と連絡先を交換することは、ほとんどありません。

ホステスが連絡先を教えてくれたからといって「このホステスは、自分に好意を抱いているのではないか」と考えないよう注意しましょう。

同伴の日時・場所を決める

連絡先を交換したらホステスとコミュニケーションをとり、同伴する日時を決めます。

銀座のクラブは前述のように、開店が20時や20時半であることが多いです。つまりホステスは、この時間にはクラブへ出勤する必要があります。そのためホステスが男性と食事ができる時間は、「クラブの開店時間より前」が基本です。

同伴のためにホステスと待ち合わせをする時間は目安として、「18時」がお勧めです。18時に待ち合わせをすれば、18時半には目的のレストランなどに入店することができます。そして時間に余裕をもって、ホステスとの会話を楽しむことができます。

銀座で働くホステスの多くは、たくさんの男性客と同伴経験があります。そのため「気配り」ができない男性は、ホステスから嫌われてしまいます。

もちろん男性は「クラブでお金を払ってくれるお客様」であるため、ホステスが男性に「もっと配慮をしてよ」と言うことはありません。しかし、例えば待ち合わせ時間が遅く気配りができていないと、「なぜ19時に待ち合わせなのだろう。ゆっくり食事ができない」のように、ホステスは内心で感じてしまいます。

また、「食事をする店」についても十分に検討する必要があります。ホステスはたくさんの男性と同伴した経験から、さまざまなレストランに行った経験をもちます。

そのためホステスは多くの場合、人気の店には既に行ったことがあります。女性と会話を交わす中で好みの食べ物を聞いたり、行きたい店を聞いたりしておくと、店選びの参考になります。

また、同伴で向かう店は「銀座周辺」で選びましょう。銀座から離れた店に向かう場合、移動が大変になってしまいます。

ホステスは同伴の待ち合わせ場所へ向かう前に、髪の毛をセットする(整える)必要があります。ホステスは髪の毛をセットするために、「銀座周辺の美容院」へ向かうことが多いです。

つまりホステスは同伴をする場合、「ホステスの自宅→銀座の美容院→待ち合わせ場所→レストラン→銀座のクラブ」と移動する必要があるのです。

待ち合わせ場所やレストランが銀座に近いと移動距離が少なく、ホステスにとって楽です。ホステスと一緒に行きたい店が銀座から離れている場合、その店をホステスと食事する場所に選ぶべきではありません。

また、同伴で向かう店は、できれば「下見」をしておくと良いです。ネット上の情報では良さそうに思えても、実際に行ってみると店内が騒がしい雰囲気だったり、スタッフのサービスが悪かったりすることがあります。そのため下見で確認しておくと、確実にホステスと楽しい時間を過ごしやすいです。

特にホステスは、「サービス業」です。接客が悪い店に女性を連れていってしまうと、「この男性は店選びが下手だな」と思われてしまう可能性があるため、気を付けましょう。

さらに、「においが強い料理」を食べることは避けるべきです。焼き肉などは美味しいですが、食べた後ににおいが残りやすいです。ホステスは同伴後にクラブで接客をする必要があります。そのため焼き肉を食べてしまうと、仕事に支障が出てしまいます。

初めて同伴をする場合に店選びで迷うことがあれば、「寿司屋」か「ごく最近オープンした店」をお勧めします。

銀座のホステスと同伴をする場合、寿司屋へ向かうケースは多いです。いわゆる「無難な選択」といえます。女性から「お店はどこでもいいよ。あなたに決めてほしい」のように言われた場合には、寿司屋を選ぶと良いでしょう。寿司であれば、食べた後ににおいが残りにくいです。

また、「ごく最近オープンした店」もお勧めです。このような店であれば、ホステスがまだ足を運んでいない可能性が高いです。そのため女性に「新鮮な気分」を味わってもらうことができます。

このような新しい店は、「女性を誘いやすいこと」もメリットです。「最近できた新しいレストランが気になっているから、一緒に行こうよ」と誘えば、ホステスが誘いに応じてくれやすいです。

食事を楽しんだ後、クラブへ向かう

ホステスと店に到着したら、2人で食事を楽しみます。普段あまり注文しない料理を頼んでしまうと、言動や行動が不自然になる可能性があります。そのため「なるべく自分が緊張しない料理」を注文するほうが良いです。いわゆる「背伸び」をするよりも、できるだけ自然体で過ごすほうが、女性は男性に「余裕」を感じます。

食事をした後は、女性とクラブへ向かうことになります。この場合、クラブの入り口からホステスと2人で入店することになります。

20時半に女性の勤務するクラブが開店するのであれば、20時20〜25分にクラブへ到着すると良いでしょう。開店時間を過ぎて入店することになると、ホステスは男性を「配慮ができていない」と見なします。気をつけましょう。

銀座のホステスと、エッチをすることはできるのか

男性にとって銀座のホステスは、魅力的な存在です。そのため人によっては「銀座のクラブにいるホステスと、エッチをしたい」と考えることがあります。

銀座のホステスとエッチをすることは可能です。この場合、「クラブの開店時間に余裕をもって食事をして、その後にホテルへ向かう」という流れが一般的です。

銀座のホステスも1人の女性であるため、ときには性欲が湧きます。女性が「エッチをしたい」と考えているタイミングであり、男性に魅力を感じていれば、ホテルへの誘いに女性が応じてくれる可能性があります。

ただ、このとき女性によっては、「お金を払わないと、エッチさせてくれない場合」があります。銀座のクラブに勤務する女性は、「水商売の中心地である銀座で働き、高収入を得たい」と考えていることが多いです。そのため男性とのエッチにも、お金を要求することがあるのです。

このような行為は「売春」にあたります。ただ、「自由恋愛の元で、男性にお金を援助してもらった」という建前で、ホステスは上記の行為を「売春ではない」と考えることがあります。

銀座のホステスが男性客とエッチをする場合、男性に要求する金額は数十万円にも上ることがあります。

ただ、銀座のクラブを利用する男性は高収入であることが多いため、このような金額であっても「銀座のホステスとセックスできるのなら、数十万円は安い金額だ」と考えることがあります。

また、基本的に銀座のホステスは数多くの男性と接してきており、男性に対して「恋愛感情」をもつことは少ないです。しかし本当に好意を抱いた男性とは、金銭のやり取りをせずにセックスをする場合があります。

ただ、ホステスが日常的に接している男性は前述のように、どの人も高収入で社会的地位が高い傾向にあります。その中でホステスに「本当の恋愛感情」を抱いてもらうことは、非常に困難です。

ホステスとエッチできる場合、基本的には「エッチに誘うタイミングが、女性の性欲が高まっているときである場合」「女性にお金を払ってエッチさせてもらう場合」という2通りのいずれかが多いです。

場合によってはホステスをホテルへ誘ったときに、「まだ関係が深まっていないし、エッチするのは早いかな」「もっとあなたのことを知ってからエッチしたいな」のようにはぐらかされることがあります。

このとき、ホステスを強引にホテルへ誘うことは止めましょう。ホステスとの関係が悪化してしまうと、クラブに入店しにくくなってしまいます。また、最悪の場合はクラブへの出入りが禁止されてしまうこともあります。

そのため上記のようにはぐらかされた場合には、「そうだね。またの機会にしよう」のように伝えて、何事もなかったように女性と接しましょう。女性と良い関係を保ちながらときどき誘っていると、ホステスとエッチできる可能性が高まります。

また、ホステスから上記のようにはぐらかされると、男性によっては「絶対にこの女性を落としたい!(セックスしたい)」と、強く考えることがあります。そして何度もクラブへ通い、「女性の気を引こう」と考えてしまいます。

しかしこれでは、逆にホステスから「都合の良い男性客」と思われてしまいます。ホステスは男性を適当にはぐらかしながら、店に通わせ続けるのです。ホステスはしたたかであるため、誘惑されて自分を見失わないよう気をつけてください。

ホステスが「同伴」で感じていること

男性にとって、ホステスとの同伴は楽しい行為です。しかしホステスは同伴を「仕事」として考えていることが多く、女性によっては同伴を嫌うこともあります。

ホステスは「同伴ノルマ」が課されている

ホステスはクラブから「同伴ノルマ」が課されています。ホステスが同伴をすることで、クラブは営業開始直後の「店が空いている時間帯」に、男性客を迎えることができます。店の売上アップにつながるため、クラブはホステスに同伴をノルマとして課しているのです。

銀座のクラブでは「月に4回は男性客から同伴へ誘ってもらうこと」のように同伴ノルマが決められています。

そのためホステスによっては「今月も同伴のノルマを達成しないといけない」と考えていることがあります。月末が近くなって同伴ノルマが達成できていないホステスは、焦っていることがあります。

クラブをあまり利用した経験がない男性は、「自分が同伴に誘って、ホステスが応じてくれるだろうか。他の男性客から、たくさん同伴に誘われているのではないか」と考えることがあります。

しかしホステスはノルマがあることから、同伴の誘いを喜んでくれることがほとんどです。そのため好みのホステスと仲良くなったら、同伴へ誘ってみると良いでしょう。

また、ホステスから「実は今月、ノルマが達成できないかもしれないの。良かったら同伴してくれない?」のように誘われることもあります。この場合、できれば女性の依頼に応じてあげると良いでしょう。

このような行為は「粋」と考えられやすく、ホステスとの関係をより良くすることができます。

ホステスにとって、同伴は大変

男性はホステスと同伴をする際、「今日は好みのホステスと同伴だ。楽しみだな」と考えることが多いです。これに対してホステスは同伴を、「あくまでも仕事」として考える傾向にあります。

ホステスが同伴をする場合、普段よりも早く起きる必要があります。例えば20時半にクラブが開店で、18時に同伴の待ち合わせが入っている場合、女性は18時を目がけて出勤の準備を整える必要があります。

ホステスは朝に起きることが苦手な場合があり、「同伴の日は大変だな」と感じることがあります。

また、同伴の待ち合わせ場所が銀座から離れていると、「どうしてこの男性客は、銀座から離れた場所を待ち合わせ場所に決めたのだろう。私に対する配慮ができていない!」とイライラしてしまうことがあります。

銀座のクラブには「スマートに配慮できる男性」がたくさんいます。そのため男性客はホステスに、より粋な男性と比べられることがあるのです。

前述したように、銀座から近いところを待ち合わせ場所に設定するべき理由は、このようなことがあるためです。

また、ホステスは同伴時に向かうレストランで、美味しそうに料理を食べることが多いです。しかしこれも、「演技」で行っていることがあります。

「美味しそうに食べることで、男性がこれからも来店してくれやすくなる」のように考えて、ホステスは美味しそうに食事をするのです。

ホステスによっては「同伴で向かった店は高級なお寿司屋だったけれど、仕事の意識が強かったため、あまりお寿司を美味しいと感じなかった。しかし同じ店に後日ホステス友達と行ったときには、すごく美味しかった」と述べる人もいます。

さらに同伴でフレンチやイタリアンのレストランに向かう場合、ホステスはマナーなどに気を配る必要があります。

男性は「この店は高級なフレンチレストランだから、ホステスが喜んでくれるはずだ」と考えます。しかしホステスは「マナーに気を付けないといけないし、大きな声で会話もできない。店の雰囲気に合う、優雅な会話内容を意識しないといけない」のように、さまざまなことを考えています。

また、男性が高級ワインを注文すると、ホステスは内心で「この男性は、ワインをボトルで注文するのか! 仕事が始まったらまたお酒を飲まないといけないのに、出勤前からたくさん飲む必要があるのか…」と、逆に落ち込んでしまうことがあります。

男性は同伴の際に向かう料理店で、「ホステスに食事を楽しんでほしい」と考えています。

しかしホステスは男性に気を遣っており、実際はあまり食事を楽しんでいないのです。そして場合によっては大きく疲れてしまい、「同伴は嫌い」と考えることもあるのです。

ただこれは、「同伴でホステスを高級レストランなどに連れていっても意味がない」というわけではありません。ホステスが男性に配慮してくれていることを念頭に置いて、「男性もホステスに対して気遣いをすることが大切」です。

多くの男性はホステスと同伴をする際に、「自分が楽しもう」と考えます。しかし「ホステスにリラックスしてもらおう」と意識して接するほうが、結果的に自分も楽しめるのです。

ホステスには「店前同伴」が喜ばれる

上記のように、男性は同伴を楽しみにしているものの、ホステスは同伴をあまり楽しんでいないことがあります。

ホステスに配慮する同伴方法に「店前同伴(みせまえどうはん)」という行為があります。店前同伴は「男性とホステスが食事に行かず、クラブの開店時間直前に待ち合わせて、店に向かう行為」を指します。

店前同伴であれば、女性は普段通りの時間に準備を始めれば良く、男性との食事でお腹が一杯になってしまったり、お酒で酔ってしまったりすることがありません。

また、男性との会話に気を遣う必要もありません。ノルマにもカウントされるため、店前同伴はホステスにとって非常に助かるのです。

男性にとって店前同伴はホステスと食事を楽しむことができず、「ホステスと一緒にただクラブへ入店するだけ」です。

しかし店前同伴をするとホステスはその男性に感謝するため、その後ホステスとの関係を深められる可能性があります。

店前同伴をホステスに提案する際には、「食事をする同伴が大変なら、店前同伴でも構わないよ。薬局でマスクを買いたいから、入店前に10分だけマスク選びを手伝ってよ(笑)」のように冗談を含めて伝えると良いでしょう。

キャバクラの場合、店前同伴であっても男性はキャバ嬢との入店後に「同伴料金」を加算されてしまいます。

しかし銀座のクラブは同伴料金がかからないことがほとんどです。そのため男性は、店前同伴をすることによる金銭的負担はありません。

ホステス自身が店前同伴を提案することもある

「同伴ノルマを達成できないかもしれない」と不安を抱いているホステスは、男性にさりげなく店前同伴を提案することがあります。

例えば男性客とホステスは、以下のようなやり取りを交わすことがあります。

・男性客「今日クラブへ行こうと思うけど、何時から出勤なの?」

・ホステス「開店の20時半から出勤しているよ。何時に来る?」

・男性客「それなら20時半に行こうかな」

・ホステス「ありがとう! もしかしたら20時半の間際に出勤するかもしれないから、一緒に店へ入ろうよ。お店の前に着いたら連絡してね」

ホステスは店前同伴ができそうなチャンスがあれば、上記のように連絡を交わすことがあります。

そして内心で「良かった。同伴ノルマを1回分簡単にこなすことができた」と考えているのです。男性はホステスに案内されて入店することができるため、上記のような店前同伴は男性にとっても嬉しいことといえます。

銀座のクラブで使われる用語

銀座のクラブでは、日常生活では使わないさまざまな用語を用いることがあります。以下では銀座のクラブを利用するために、知っておくべき用語について紹介します。

アイスペール

アイスペールは「氷を入れるための容器」を指します。

クラブではウイスキーや焼酎の水割りやロックなどを飲む機会があります。このようなお酒には氷を入れる必要がありますが、すぐに氷を入れられるよう、ホステスはアイスペールに氷を用意します。氷がなくなってきたときには、ホステスがボーイに頼んで「氷の入った新しいアイスペール」を席に持ってきてもらいます。

アフター

アフターは「クラブの営業時間が終わったあとに、ホステスと男性客で食事をしに行ったり、バーに行ったりすること」を指します。

男性客は何度かクラブに通って常連になると、ホステスからアフターに誘ってもらえるようになります。男性客はアフターを終えた後、ホステスにタクシー代としてお金を渡すことが一般的となっています。

色恋営業

色恋(いろこい)とは、「ホステスが男性に好意を抱いているように見せかけること」を指します。このような行動をとると、男性客は「このホステスにまた会いたい」と思うようになります。そしてふたたび来店しやすくなります。

男性客の再来店を促すために上記のような行動をとることは「色恋営業」と呼ばれます。

開発

開発は「スカウトマン」を指します。開発という呼び方は、「新たな人材を開発すること」に由来しています。

ホステスはスカウトマンの男性に、職場となるクラブを紹介してもらうことが多いです。スカウトマンはクラブに新たなホステスを紹介すると、クラブから「バック」と呼ばれる紹介料を報酬として受け取ります。

また、スカウトマンはホステスがそのクラブで働いている間、継続してバックを受け取ることができます。

係は、「男性客を担当するホステス」を指します。係は一度決まると、基本的にその後変更されることはありません。そのためクラブは「永久指名制度」という仕組みとなっています。

空名刺

空名刺(からめいし)はクラブが用意してくれる名刺です。空名刺は、クラブの店名や住所などが記載されており、ホステスが名前を記入できるようになっています。

ホステスは空名刺に自分の名前を書き、男性客に渡すことがあります。そのクラブで長く勤務している女性の場合、空名刺ではなく「自分オリジナルの名刺」を男性に渡す場合があります。

カワシボ

カワシボは「乾いたおしぼり」を指します。

乾き物

乾き物は「おつまみ」のことを指します。これはおつまみとして「ナッツ」を提供するクラブが多く、ナッツが乾物であることに由来しています。

出勤欠勤

ホステスは出勤時間に遅刻すると、クラブからペナルティを受けます。この場合、出勤したにもかかわらず、欠勤扱いになることがあります。これを出勤欠勤といいます。

ホステスにとって、遅刻は厳禁です。ホステスのペナルティは遅刻・欠勤・無断欠勤の順に厳しくなり、欠勤の場合には店から罰金が課されることさえあります。

三掛け(さんがけ)・五掛け(ごがけ)

三掛け(さんがけ)や五掛け(ごがけ)は、「銀座のクラブで注文するお酒の料金は、通常販売価格の3~5倍である」ということを表す言葉です。

例えば「モエ・エ・シャンドン・白」というシャンパンは、通常であればボトル1本5,000円前後で販売されています。これに対して銀座のクラブでは、通常価格の3倍に当たる15,000円前後で注文することができます。

スーさん・ターさん

スーさんは「鈴木さん」「杉本さん」など、「苗字が『す』から始まる人」を指します。

同様にターさんは、「田中さん」「田口さん」など「苗字が『た』から始まる人」を指します。ホステスは愛着を込めて、男性客をこのように呼ぶことがあります。

スーさんやターさんは、少々古い響きがあります。しかし銀座のクラブに来店する男性客は中高年の人が多く、上記のように呼ばれると、嬉しく感じることが多いのです。

チップ

チップは、「ホステスに渡すお金」を指します。

チップは主に、前述したアフターの際に渡すことが多いです。アフターはクラブの営業時間後に食事やカラオケなどに向かうため、帰りの時間が深夜になります。ホステスは真夜中に帰宅することになるため、男性客が「タクシー代」を出すことが多いのです。

チップとしてホステスに渡す金額は、1万円であることが多いです。アフターに慣れていない男性は、チップを渡し忘れてしまうことがあります。

このときホステスは何も言いませんが、銀座のクラブでは、アフター後に男性客がホステスにチップを渡すことは「暗黙の了解」となっています。

ツケ

銀座のクラブは料金が高く、場合によっては男性客がお金を支払えないことがあります。このとき男性客は、「ツケ」として後日お金を支払うことができます。

このときお金を立て替えてくれる人は、男性客の担当である「係」です。ツケは「係と男性客の信頼関係」で成り立っています。また、ツケを行うことができる店は多くの場合、高級クラブです。

ツケを行った男性客は、その日から30~60日以内に支払いを済ませることが多いです。ただ、中には会社が倒産してしまうなどの理由で、そのままツケを支払わずに逃げてしまう人がいます。

ツメシボ

ツメシボは、「冷たいおしぼり」を指します。

同伴ラスト

同伴ラストは「同伴後に入店した男性客が、そのまま閉店までクラブで過ごすこと」を指します。経済的に余裕のある男性は、このような行動をとることがあります。さらに男性は、クラブ閉店後のアフターにも行く場合があります。

ドンペリ

ドンペリは「ドンペリニヨン」という高級シャンパンの略称です。

ドンペリにはホワイト・ピンク・ゴールドのようにランクがあります。ドンペリの料金はクラブによって異なりますが、目安の相場としてホワイトで7万円、ピンク(ピンクのドンペリでピンドンとも呼ぶ)で10万円、ゴールドで20~30万円ほどです。ドンペリを注文すると、会計は非常に高額になります。

並木通り

並木通りは「銀座にある、高級ブランドの店舗がたくさん建ち並ぶ通り」を指します。並木通り近くにはクラブの一般店や高級店もたくさんあり、並木通りという言葉がホステスや男性客から発せられることがあります。

バカラ

バカラはフランスに拠点を置く、「クリスタルガラス製品の製造・販売を行うブランド」です。

バカラは高級感のあるグラスを数多く販売しています。クラブで男性客に提供されるお酒は、バカラのグラスに注がれることがあります。特に高級クラブでは、多くの店でバカラのグラスを使っています。

パパ

ホステスは男性客を「パパ」と呼ぶことがあります。

パパは「女性にお金を援助する男性」という意味で使われることがあります。男性がクラブでお金を使うことにより、ホステスたちは収入を得ることができます。そのためホステスは、男性客をパパと呼ぶことがあるのです。

ヘルプ

ヘルプは「男性を接客しているホステスのサポートを行うホステス」を指します。また、「サポートの行為自体」を指すこともあります。「ミキちゃん、タカハシさん(男性客)の席にヘルプへ行ってくれる?」のように使います。

ママ

クラブには「ママ」と呼ばれる女性がいます。ママはそのクラブにおける「責任者」の役割を担っています。ママは責任者であると同時に、「クラブの経営者」であることもあります。

もしくはクラブのオーナーが別にいて、女性にママの役割を任せている場合もあります。後者のようなママは、「雇われママ」と呼ばれることがあります。雇われママがクラブの売上を十分に上げられない場合、オーナーはママを他の女性に交代させることがあります。

ただ、ママ1人で店の運営をすることは大変です。そのためクラブには多くの場合、「ママをサポートする女性」がいます。

この女性を「チーママ(小さいママの略)」と呼びます。チーママに対して責任者のママを「大ママ」と呼ぶこともあります。

レディースグラス

レディースグラスは、「女性用グラス」を指します。ホステスは男性客と一緒に、お酒を飲むことがあります。しかしホステスは営業時間中、さまざまな男性の接客を行います。

その度にお酒を飲んでいると、ホステスは酔いが回ってしまい仕事ができなくなってしまいます。そのためホステスはレディースグラスを使うことで、お酒を飲む量を減らすことができます。

上記の用語は、銀座のクラブを利用する上で最低限理解しておくべきものです。初めてクラブへ向かう前には、確認しておきましょう。

銀座のクラブは以上のように利用します。クラブは一般的な居酒屋やキャバクラとは異なるシステムとなっているため、最初は慣れない雰囲気に緊張してしまうかもしれません。しかし何度か利用していると、クラブの雰囲気やホステスとの会話を楽しめるようになるはずです。銀座のクラブに慣れることができると、人生の幅がより広がるはずです。

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