yakei

インターネットが普及して久しい現在ですが、すでにインターネットがない生活は考えられません。

ところで、インターネットの普及は風俗界にも大きな影響をもたらしました。そのひとつがポルノの爆発的な広がりです。インターネットを介すると、情報は瞬く間に広がります。そのため、今まではマニアの間でしか流通していなかったAVなどが、若者でも簡単に見ることができるようになってしまったのです。

こうして、性に慣れた青年が増えるに従い、風俗への情熱は以前よりも減少しました。インターネットポルノは、風俗界に大ダメージを与えたのです。

しかし、今現在、インターネットは風俗嬢も活用する時代となりました。店舗型風俗から派遣型風俗が主流となりつつある今、嬢も顧客獲得のためにSNSなどを利用しているのです。またほかにも、さまざまな営業努力を実践しています。

無店舗型風俗が引き起こした一見客の減少問題

かつて、風俗店というものはわかりやすく街角にて営業していました。会社の同僚や先輩との飲みの帰りにふらっと寄っていくということもよくありました。

ところが、2000年代より町の景観をより美しくしようとする運動(浄化作戦ともいう)が盛んとなりました。その際、いかがわしい看板を掲げた風俗店はかっこうの浄化対象となってしまったのです。

特に、浄化の激しかった地域は新宿の歌舞伎町でした。かつては多くの風俗店が軒を連ねていましたが、今となってはほとんどその影がありません。

このような背景から、店舗を持たない風俗店が続々と誕生することとなりました。一般的に派遣型風俗のことを、デリバリーヘルス(デリヘル)と呼びます。

デリヘル嬢は客からの指名を受けて、付近のラブホテルや自宅などに赴きます。そしてそこで、性的サービスを行うのです。

ただ、この形態だと先ほどのような一見客を取り込むことはできません。客の多くは、事前にリサーチを万全に済ませていることがほとんどです。そのため、酔った勢いで初めてのデリヘルを呼ぶケースはかなり稀になってしまいました。

リピーターの獲得争い

一見客が少なくなった今、風俗嬢はリピーター確保に躍起になっています。リピーターとは、何度も同じ嬢を指名してくれる常連客のことを指します。

リピーターを確保することによって、嬢は安定した収入を得ることが可能になります。しかし、客がリピーターになってくれるかどうかは嬢の腕にかかっています。

一見であれば少々手を抜いた接客が可能ではあります。ただ、客がおのずと自らを指名してくれるようになるためには、一切の手抜きが許されないのです。

ただ、そうとは言っても、まずは客に自分の存在を知ってもらうことが重要となります。どんなに腕がよくてもその内容が知られていなければ、客がつくことはありません。

指名客の獲得をするための努力

またデリヘルの場合、客は「その店が好き」というよりも「この子が好き」という感情を持ちます。そのため俄然、嬢ひとりひとりの営業活動が重要となってくるのです。

こうして、嬢は宣伝のためにインターネットを用います。その中でも特に頻繁に使われるのがSNSです。

自身の出勤日などを広く公開して顧客を獲得したり、私生活を公開して好感度を上げたりするのが狙いです。

また、直接メールアドレスを客と交換する嬢も存在します。嬢個人のメールアドレスで予約を入れることを「姫予約」といいます。これにより客としては疑似的な恋愛も楽しめ、リピート率が上がるのです。

これらの営業で人気を博した嬢は、あたかもアイドルのように扱われることもあります。「握手できるアイドル」が人気ですが、いうなれば嬢は「抱きに行けるアイドル」でしょう。

浄化作戦で増加したデリヘルは、インターネットによって新たな活路を切り開きました。そういう意味では、嬢には今までよりも様々な素質が要求されるようになったのです。

風俗嬢の知られざる営業努力

なお、人気嬢になるために求められる努力は、決められたものではありません。嬢自身が、どうすれば客を多く得ることができるかをしっかりと分析して、自身が信じた道を進むしかないのです。

それでは、他にどのような努力を実践しているでしょうか。

風俗イベントに参加する

2000年代中ごろから、都条例などの施行により店舗型風俗が衰退しはじめました。そして、新たに隆盛し始めたのがデリヘルです。

デリヘルの特徴として、客が嬢を「店の従業員」として見るのではなく、ひとりの人間として見る傾向にあることが挙げられます。つまり、嬢は身ひとつで営業をしなければならないのです。

そうした際に活用されるのが、風俗イベントです。さまざまなサブカルチャーイベントが開催されていますが、中でも風俗はかなり人気の高い分野です。

自分を売り込みたいデリヘル嬢は、こぞってこのようなイベントに参加するといいます。このようなイベントに顔を出し、知名度を広げれば指名率が格段に上がります。

風俗イベントに顔を出すということは、客が来るのを待つのではなく、自ら捕まえに行くスタイルだといえます。

男性の話についていけるだけの知識を持つ

嬢は肉体労働であるという印象が持たれがちです。しかし、今では疑似的な性行為しか行われないライトな風俗形態も増えています。そのため、肉体労働というよりも、むしろ接客に注力する必要性が増しています。

そんな中、男性の話についていけるだけの知識を持つということが一種のステータスとなっています。

例えば、スポーツやアニメなどの男性が好む話題についての知識を一通りそろえているだけでも、他の風俗嬢とは違う印象を持たれます。

また、政治についての知識も有効です。政治はセンシティブな話題ですが、その男性が右寄りなのか、左寄りなのかを把握しておけば、臨機応変に話を合わせることが可能です。

客からしてみれば、嬢と政治などの知的な会話ができるとは思ってもいないため、話し相手としても一目置かれる存在となりえるのです。

ただし、男性は女性の優位に立ちたいという心理を持つ傾向にあります。そのため、優秀な風俗嬢であるほど、その男性も知らないような高度な知識をひけらかすことは絶対にしないといいます。

たいていの男性の知識を上回っており、かつ男性の知的レベルに合わせて会話のレベルを選べる嬢というのが最もやり手なのです。

適切な立場を選ぶ

風俗嬢も、稼げれば稼ぐほどいいというわけではありません。年収は少なめでも、あえて妥当な地位にとどまり続ける努力をする嬢もいます。

もしかすると、その場にとどまり続けるということが最も難しいことかもしれません。上を目指すのであれば、がむしゃらに努力をすればいいかもしれません。ただ、だからといって現状のまま何もしなければ、人気は下がっていく一方です。

例えばある嬢は、店のナンバーワンになることをあえて避けているといいます。その理由は、ナンバーワン狙いの客を避けるためです。

ナンバーワン狙いの客はほとんどの場合、ナンバーワンという称号しか見ておらず、嬢の人間性などを軽視しているのだと彼女は語ります。そうした心労を避けるためにも、上位には食い込みつつも、決してナンバーワンにならないことに努力しているのだそうです。

風俗嬢も、ただ男性の相手をしているだけではうまくいかない時代です。そのため、それぞれの嬢が適切なキャリアプランを考えて、その実現に向かって努力しなければならないのです。

日本人ガイドにより、最高の海外夜遊びを実現するには