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勃起は健康な男性であれば誰にでも起こるものです。しかし勃起の仕組みについて知らない男性は多いです。これは男性であれば、誰もが知っておくべき知識といえます。

また、勃起がどのように起こるかを知ると、勃起が正常に起こらなくなる「勃起不全(ED)」の原因についても理解できるようになります。

ここでは、勃起の仕組みについて紹介します。勃起についてきちんと理解し、これからの健康や性生活に役立てましょう。

勃起は脳の信号が送られることから始まる

勃起は、大きく分けて2つの刺激がきっかけとなって起こります。

ひとつ目は「心理的な刺激」です。アダルトビデオ(AV)を見たり、エッチな想像をしたりしていると男性は興奮します。興奮による刺激を感じると、脳は信号を送ります。信号は背骨の脊髄(せきずい)という部分にある「勃起中枢(ぼっきちゅうすう)」という部分に送られます。勃起中枢が刺激されると、身体に勃起を引き起こします。

この心理的な刺激による勃起を「中枢性勃起」と呼ぶことがあります。

2つ目は「物理的な刺激」です。ペニスを手でしごいたり、女性が男性のペニスを舐めたりすると、その刺激によって勃起が起こります。

この場合、ペニスに直接刺激が加わり、反射的に対応するように勃起中枢はペニスを大きくします。物理的な刺激による勃起を「反射性勃起」と呼ぶことがあります。

勃起には「自律神経」が関係している

勃起中枢は勃起を引き起こしますが、その際には「自律神経」という神経が関係しています。

自律神経には「交感神経」と「副交感神経」という2種類の神経があります。交感神経は「人を活発に活動させる神経」で、昼間を中心に働きます。副交感神経は「人をリラックスさせる神経」で、夜を中心として働きます。

このとき、勃起に深く関わっているものが副交感神経です。勃起中枢が勃起を引き起こす際に副交感神経が働いていれば、スムーズに勃起が起こります。しかし交感神経が働いていると、脳から勃起中枢に信号が送られてきたり、ペニスに刺激が加えられたりしても、勃起は起こりません。

勃起は男性がリラックスした状態で、副交感神経が働いていないと起こらないのです。女性とのセックスの際に緊張していたり不安を感じたりしていると、勃起をしないことがあります。これは身体を緊張させるために交感神経が働いていて、勃起中枢がうまく刺激されていないことが原因なのです。

ペニスが大きくなる仕組み

勃起の際には、普段は小さいペニスが大きくなります。ペニスに血液がたくさん流れ込むことによって勃起が起こります

ペニスの中には「海綿体(かいめんたい)」というものがあります。海綿とは毛細血管(網目状の細い血管)の集まりで、スポンジのようになっています。

ペニスには3本の海綿体があります。このうちの2本はペニスの「茎(サオの部分)」を支えており、「陰茎海綿体(いんけいかいめんたい)」と呼ばれます。もう1本は「尿道海綿体(にょうどうかいめんたい)」と呼ばれており、ペニスの「亀頭」を形成しています。

勃起の際にはこの3本の海綿体に血液が流れ込みます。

このときのイメージとして「水風船」を考えると良いです。水風船は膨らませる前は、ペラペラとした薄い状態になっています。しかし水を入れるとパンパンに膨らみ、硬くなります。

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海綿体に血液が流れ込むときも、これと同じです。海綿体は通常、小さくしぼんだ状態になっています。しかし血液が流れ込むことで膨らみ、大きく硬くなるのです。

勃起をする際に海綿体に流入する血液の量は通常時の約7倍となっており、ペニスを勃起させるためには、たくさんの血液が必要なことが分かります。

普段はペニスに血液が流れ込まない理由

上記のように、勃起は海綿体に血液がたくさん流れ込むことで起こります。ただ、普段生活をしている中でも、ペニスには血液が流れています。しかし普段、海綿体にたくさん血液が流れることはありません。

人の体内には「動脈(どうみゃく)」という血管が巡っています。男性器周辺の動脈はペニスの海綿体に続いています。

動脈から海綿体への入り口には、平滑筋(へいかつきん)という筋肉があります。これが入り口を引き締めており、血液が余分に流れ込まないようになっています。そのため普段の生活で突然に勃起することはないのです。

勃起するためにたくさんの血液がペニスに流れ込むとき、血液中には「一酸化炭素(NO)」と「サイクリックGMP(cGMP:サイクリックグアノシン1リン酸)」という物質が増えるようになります。

NOはペニスに血液が流入しやすくなるように、「血管を広げる働き」をします。サイクリックGMPは「海綿体の入り口にある平滑筋を緩める働き」をします。これらの働きによって流れてきた大量の血液は、スムーズにペニスへ入っていくのです。

ペニスに血液がとどまることで、勃起が保たれる

勃起はこのようにして起こりますが、女性とセックスをする際には勃起した状態を保つことが必要です。

通常、ペニスに流れる血液は動脈を通って流れ込み、「静脈(じょうみゃく)」という血管を通って出ていきます。こうしてペニス内における血液の循環が保たれています。

勃起して海綿体が大きくなるとき、動脈は勃起のためにそのままの太さが保たれますが、静脈は膨らんだ海綿体に押しつぶされます。その結果として静脈の血管は縮んで細くなり、血液がペニスから出ていかなくなります。こうして勃起した状態が保たれるのです。

ちなみに勃起をしていると、ペニスが心臓の鼓動に合わせてピクピクと動くことがあります。これは、心臓から送り出される血液が動脈を伝い、ペニスへと流れ込んでいるからです。

これと同じ例として「血圧検査」があります。血圧検査のときに腕を血圧測定器で締め付けられると、血流が一時的に鈍くなるため心臓の鼓動を感じやすくなります。勃起中もペニス内に血液がとどまるため、心臓の鼓動を感じやすいのです。

勃起が終わるときには、自律神経の「交感神経」が働く

こうして勃起した状態で女性とのセックスを行い、射精をすると勃起は終了に向かいます。

前述のように、勃起は自律神経のうち「副交感神経」という神経が働いているときに起こります。女性とセックスをしている最中は副交感神経が活動していますが、射精を終えると「交感神経」が活動するように切り替わります。男性はこのとき、急に興奮が冷めるような脱力状態になります。

交換神経が働くようになると血液がペニスに流れ込まなくなり、海綿体がしぼみ始めます。そして押しつぶされていた静脈が元の状態に戻り、血液をペニスの外へ流出させます。そしてペニス内の血液が少なくなると、性器が元の大きさに戻ります。

さらに、動脈から海綿体への入り口を緩めていたサイクリックGMPが働かなくなり、代わりに「ホスホジエステラーゼ5(PDE5)」という物質が血液内に増えます。この物質は「血液が海綿体へ入るための入り口を閉める働き」をします。こうしてペニスに流れる血液は通常時に戻ります。

ペニスが勃起をし始めて元に戻るまでは、以上のような流れで起こります。

勃起の仕組みを知ると、勃起不全(ED)の原因も理解できる

正常な勃起には、こうした一連の流れが正しく起こる必要があります。勃起の仕組みを理解すると、勃起不全(ED)の際に「何が原因なのか」を理解できるようになります。つまり「上記の仕組みにおいて、どこで支障が起きているのか」が分かるのです。

たとえば女性と初めてセックスをする際、緊張していて勃起しなければ、「副交感神経ではなく交換神経が働いているから、勃起が起こらないのだ」ということが分かります。

また、血行が悪いと勃起不全になるときがあります。この場合も「ペニスに血液が上手く流れないから、勃起しないのだ」とということが分かります。

ペニスを勃起させやすくする「精力剤」の成分には、精子がたくさん作られるようになる成分のほかに、血行促進や精神を安定させる成分が含まれています。

血行促進の成分は「血液がペニスに流れやすくすること」が期待されており、精神を安定させる成分は「副交感神経を働かせるため」のものです。これらの成分が入っている理由も、勃起のメカニズムを知っていると理解できるのです。

勃起は以上のようにして起こります。勃起の仕組みを正しく理解しておくと、勃起不全の原因を突き止めることができます。そして、原因に合わせた適切な対処をすることができるのです。

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