排尿時にチンコにムズムズするような違和感があったり、金玉(睾丸)にズキズキする痛みがあったりする場合、すぐに病院を受診するといいです。
特に素人女性と出会い系で遊んだり、風俗遊びしたりする機会のある男性であれば、「いつもとはペニスの様子が何だか変だ」と感じたら早めに泌尿器科を受診するようにしましょう。性病の可能性が大きいからです。
恥ずかしながら、私も過去に性病を患ったことがあります。結果はクラミジアでしたが、そのときはペニスに違和感がありました。病院を受診して検査してみたら、性病(クラミジア)だと判明したのです。
ここでは、なぜ早めに受診した方がいいのかについて私の実体験を踏まえて解説していきます。
排尿時、ペニスの違和感があると性病を疑うべき
おしっこをするとき、いつもよりも尿のキレが悪かったり、排尿時にいつもよりも少し痛みがあったりすることはないでしょか。これが何日も続く場合、尿道に炎症を生じている可能性があります。
それでは、なぜ尿道に炎症が起こるのでしょうか。この原因はさまざまですが、最も頻度の高いものの一つとして性病があり、クラミジアや淋病が疑われます。
通常の雑菌(大腸菌など)であっても尿道炎を生じることはあります。ただ、クラミジアや淋病などの細菌は尿道にしっかりとくっつくため、排尿するときにおしっこと共に細菌が洗い流されるわけではありません。
そのため放っておいても治ることはなく、適切な治療が必要になります。
セックス時にコンドームを装着していてもフェラチオで移る
ちなみに私の場合、女性とセックスするときはコンドームを装着しています。病気のこともあり、さすがにコンドームなしで不特定多数の女性とエッチするのは嫌です。
コンドームを付けていれば、多くの性病を防ぐことができます。例えば、エイズ(HIV)はセックスによって移る病気であるため、コンドームをきちんと装着していればHIVに感染することはありません。
ただ、どれだけ女性とのセックス時にコンドームを装着していたとしても性病を確実に防ぐのは難しいです。なぜなら、フェラチオで性病に感染することがあるからです。
恐らく、私が性病に罹った理由はフェラチオなのではないかと思います。私の場合、出会い系サイトを使って素人女性とセックスすることがあれば、風俗に出向いてエッチすることもあります。
このとき、セックスのときにコンドームを装着することはあっても、フェラチオのときにゴムをつけることはほぼありません。基本は生フェラであり、特に素人女性のときにフェラチオでコンドームを使うことは皆無に等しいです。
ただ、クラミジアや淋病はフェラチオであっても感染します。フェラチオを介して、女性の喉に存在するクラミジアや淋菌などの細菌があなたの性器に移ってくるのです。
クラミジアや淋病の症状
クラミジアや淋病では、排尿時に痛みが表れます。私の場合、おしっこをするときにものすごい痛みがあるというわけではなく、「何だかおかしいな」という程度でした。ただ、いずれにしてもおしっこをするときなどにチンコに違和感を覚えるようになります。
また、クラミジアや淋病では頻尿になります。つまり、トイレが近くなって何度も排尿のために席を立つようになります。
場合によっては膿が表れるようになり、性器が赤くなることもあります。感染しても自覚症状が表れないことも多い病気ですが、症状が表れると性器に何らかの異変が起きるようになります。
私の場合、ペニスに違和感を覚えながらもそこまで痛みを生じているわけではないため、そのまま放っておきました。ただ、あるとき朝起きたときに金玉(睾丸)が非常に痛くなりました。歩いていても激痛を生じるほどなので、歩き方がかなり変になります。
そこで、さすがにこれはマズいと考えて自宅近くにあるクリニックを受診しました。
性器の悩みについては、泌尿器科が専門になります。そのため、性病については泌尿器科を受診するといいです。
「地域名 泌尿器科」で検索すれば病院がヒットします。例えば、「新宿 泌尿器科」「渋谷 泌尿器科」などのように検索すれば、その土地の泌尿器科が出てきます。その中から病院を選べば問題ありません。
金玉の痛みを引きずりながら泌尿器科を受診する
さて、仕事が終わって夜に自宅近くの泌尿器科へ出向くことになりました。受付で保険証を渡し、問診票にどのような症状があるのか記入します。
その後、受付の女性から検尿するように指示されました。トイレに行き、コップに尿を採って検査スペースに置くことになります。
そうして待っていると、私の名前が呼ばれたので診察室に入ります。症状を詳しく話すわけですが、やはり真っ先に「風俗とかには行きましたか?」と聞かれ、性病を疑われました。
思い当たる節を聞かれましたが、思い当たることがたくさんありすぎるのでどれが原因なのかはわかりません。いずれにしても、多くの患者さんを診察している医師の目からしても性病の可能性が高いのだと思います。
また、ベッドの上でズボンを脱いで男性医師に触診してもらいました。金玉を触られたのですが、非常に痛いです。そもそも歩くだけで激痛なので、「それ以上は触らないでくれ!」と祈りながら時が過ぎるのを待っていました。
触診が終わり、ひとまず尿検査の結果を待つことになりました。検査が出るには数日かかるらしく、その日は抗生物質や痛み止め、尿道を広げる薬などをもらって帰ることになりました。
当然、薬はきちんと用法用量を守って飲むことにしました。そうして、数日後に再び来院します。
検査の結果、クラミジアが判明する
診察室の呼ばれると、検査結果が出た紙を渡されます。その結果、クラPC尿という部分が「+(陽性)」になっていました。要は、クラミジアに感染していたわけです。
これまで、私のペニスに違和感が続いていたり、睾丸に激痛があったりする原因は性病でした。
少し落ち込んだものの、原因がわかったので安心したという側面もあります。排尿時の違和感や睾丸の痛みの原因が不明な場合、適切な治療ができません。そうではなく、「治療できるだけ良かったと」とひとまずプラス思考で考えたわけです。
なお、医師からは「尿酸値も高いですね。ビールを飲む機会は多いですか」とも聞かれました。
私の場合、体質なのか女性遊びをほとんどしていなかった大学生のころから、健康診断では毎回尿酸値が引っかかります。そのため、そのことを医師に告げました。
さて、クラミジアや淋病は抗生物質で治ります。検査結果が出る前から、処方された抗生物質を飲んでいましたが、検査結果が出てからは抗生物質が変えられました。一週間分が処方されたため、これを服用することになります。
そうして一週間ほど服用していると、睾丸の痛みは完全に消えました。また、排尿時の違和感についても徐々に消失するようになりました。
きちんと抗生物質が効き、性病から解放されつつある状態だと喜びを噛みしめたものです。
再び性病の検査を行い、完全に治ったことを確かめる
なお、一週間後の薬がちょうど切れたころに再び訪問したのですが、このときは「二週間後にもう一度尿検査をしましょう」といわれました。完全にクラミジアが治ったかどうかわからないため、再び検査が必要になるようです。
そうして二週間後に再びクリニックを受診し、このときは最初と同じように検尿するようにしました。病院のトイレで尿を取り、検査スペースにおきます。
その後、医師と話をしますが検査結果は2~3日後に出るようです。検査機関に検尿を送る必要があるため、数日の時間が必要になるのです。そこで一週間後に来院する予約を取り、クリニックを後にしました。
そうして一週間が経過して、再びクリニックを受診します。このとき、医師からは再び検査結果が提示されました。そこには、初回の検査時とは違ってクラミジアPCR尿の部分が「-(陰性)」になっていました。無事、クラミジアから回復することができたのです。
クラミジアの検査をして抗生物質を飲み、完全に性病から立ち直ったことを確認するまで約一か月かかりました。
ペニスや金玉に違和感を覚えたら泌尿器科へ行くべき
このようにして私は性病を治すことができましたが、一つだけ後悔した点として「もっと早く泌尿器科を受診して性病を治しておくべきだった」ということがあります。
私は二ヵ月ほどの間、排尿時にペニスの違和感を覚えていました。どの時点で性病に感染したのかは不明ですが、これだけの間クラミジアと共に過ごしていたことになります。
私の場合は問題ありませんでしたが、もし彼女などパートナーに性病を移した場合は修羅場を迎えます。男性として、こうした事態は避けなければいけません。そのため、違和感を覚えた時点で病院に行けばよかったと思ったのです。
もし、チンコや金玉に異変があったり、膿が出て痛みを感じていたりする場合、すぐに自宅近くの泌尿器科を調べて訪れるようにしましょう。一日でも早く性病を治すことが精神的にも肉体的にも重要です。
特に出会い系を使って素人女性と会ったり、風俗遊びをしたりするとき、性病の問題から逃れることはできません。
ただ、きちんとコンドームさえしていればエイズ(HIV)のような大病を患うことはありません。フェラチオなどで感染するのはクラミジアや淋病をはじめ、病院・クリニックを受診してきちんと抗生物質さえ飲めば問題なく回復する性病ばかりです。
しかし、コンドームなしでセックスするのだけはやめましょう。フェラチオに比べて性病にかかるリスクが格段に増加しますし、HIVへ感染することもあります。ただ、そうでない性病の場合、病院を受診すれば必ず治るため、早めに泌尿器科を受診するといいです。