最近の風俗業界は競争が激しくなっており、その中でさまざまな種類の風俗店が登場するようになりました。最近の流れとして挙げられるのが「専門店化」です。
これまで風俗店に在籍する女性は「可愛い・美人・巨乳」など、多くの男性が好みやすいタイプを集めた店が一般的でした。しかし、最近はコアな趣味の男性をターゲットにした「専門の風俗店」が登場しています。
ビジネス用語で、競争が少ない市場を指す「ブルーオーシャン」という言葉があります。最近登場している専門的な風俗店は、風俗業界のブルーオーシャンを突いたビジネスといえます。
さまざまなマニア向け専門店が登場
専門的な風俗店にはさまざまな種類がありますが、その中でも比較的多いのが「ぽっちゃり女性専門の風俗店」です。
多くの男性はスレンダーで可愛い、もしくは美人な女性を好む傾向にありますが、ぽっちゃり体型の女性が好きな男性も一定割合で存在しています。ぽっちゃり専門店はこうした男性を一挙に獲得できているのです。
また、さらに太い女性が好きな方には「デブ専(デブ専門)の風俗店」がお勧めです。デブ専の店では「肉付きが良い」などの軽いレベルではなく、はっきりと「デブ」と分かるような女性が在籍しています。デブな女性の肉付きに惹かれる男性は意外とおり、風俗店の経営者にとって安定した収入源となっています。
また、「貧乳専門の風俗店」もあります。女性の胸の大きさは「カップ」で表されますが、Aカップの女性ばかりを集めた風俗店です。
多くの男性は胸が大きな女性を好みます。巨乳の女性は一般的な風俗店で人気になりやすく、巨乳好きな男性は通称「おっぱい星人」と呼ばれるほど多いです。
しかし、「胸が小さいほうが良い」という男性は比較的多いのです。中には「膨らんでいると分からないくらいの、微妙なラインが良い」という独自のこだわりを持っている方もいます。
貧乳専門の風俗店に在籍している女性は胸が小さいだけで、ルックルは可愛い、もしくは美人な方が在籍していることが多いです。
地雷嬢専門店の存在
さらにコアなファン層を狙った「地雷嬢専門店」と呼ばれる店もあります。いわゆるデブ・ブス・ババアといった「地雷嬢」ばかりが在籍している店です。
一般の風俗店で指名をせずに入店すると、こうした地雷嬢とプレイをすることになるケースがあります。地雷嬢は風俗遊びをする上で「最も避けるべき存在」として、多くの男性から敬遠されてきました。しかし地雷専門店は、むしろこうした女性を売りにしているのです。
「一体誰が行くのか」と疑ってしまいたくなるかもしれませんが、実は地雷専門店も一定の人気を誇っています。もともと地雷嬢が好きな男性もいれば、好奇心の強い男性が「一度試してみよう」と考えて入店することもあります。
特に60歳を超えるような老女は風俗嬢として仕事をしている方はとても少なく、貴重な存在となっています。日本にはいませんが海外では90歳を超えるような女性が風俗の仕事をしており、「1回のプレイで10万円をチャージする」という例もあります。
興味がある方は地雷嬢にチャレンジしてみるのもお勧めです。
女性にとってもストレスなく仕事ができる
こうした専門的な風俗店は、女性にとっても「ストレスなく働ける職場」として人気です。これまで太った女性や中高年の女性は、一般の風俗店では指名が少なく、むしろ嫌われる存在でした。女性の中には男性客と対面した直後に「ブス!」と強い口調でののしられた経験を持つ方も多いです。
しかし、専門化が進んだことによって活躍の場ができ、「積極的に求められる存在」になったのです。
専門的な風俗店は一般の風俗店より料金が安い傾向にあります。そのため風俗嬢の収入は伸びにくいですが、それでも一般の風俗店よりも無理なく仕事をすることができ、男性とのプレイも親密になりやすいため、女性の満足度も高くなっています。
インターネットポルノが風俗に与えた影響
風俗店の専門化は「競争の激化」という時代の流れから発生したものです。しかし、男性客にとっても仕事をする風俗嬢にとっても、そして風俗店の経営者にとっても良い店といえます。
ただ、なぜこうした競争の激化が起こったのでしょうか。
日本の風俗嬢は「女性が高収入を得るために働く職業」という認識を受けています。嬢によって変動しますが、稼ぐ嬢になれば月収は200万円ほどになります。一般的なサラリーマンでは手の届かないほどの給料です。
ただし、これほど稼ぐ嬢も少なくなってきました。性の安売りが進行する現代では、「女性の裸」自体に対する価値が、低くなっているのです。
セックスワーカーほど劣悪な環境には立たされていないものの、日本の風俗嬢はつつましい生活を余儀なくされています。つまり、風俗嬢が楽に荒稼ぎしているという認識は、すでに時代錯誤なのです。
「女性の裸」が低くなった理由
そもそも、ある程度の文明が発達した社会では、女性は裸ではなく、何かしらの衣服を着ています。そのため、裸を見るためには時間をかけて女性を口説く必要がありました。
その際、女性にプレゼントを贈ったり養ったりする過程が必要となり、結局裸を見るまでにはいくらかの経済的消費を行わざるを得なかったのです。
もちろん、風俗店に行けば煩わしいことをせずに簡単に裸を見ることができます。ただ、そこではより明確に経済的消費が行われています。
しかし、インターネットの発達によってポルノが爆発的な広がりを見せました。昔は画像を見る程度のポルノコンテンツしかありませんでしたが、今ではハイクオリティな動画を見ることが可能です。
そして、問題なのはそれらが視聴料無料のコンテンツとして投稿されているということです。配信されている映像は元来、AVなどの一部分であることがほとんどであるため、違法視聴でもあります。
こうして、インターネットを用いれば簡単に女性の裸を見ることができる時代へと変化しました。そこに経済的消費は一切ありません。
つまり、女性の裸を見ることに、ハードルがなくなってしまったのです。
インターネットポルノによって風俗は衰退した
世の男性たちはインターネットポルノによって、性的欲求をある程度抑えることができます。もちろん性欲は大きな欲求であるため、それで完全に満足することは難しいでしょう。ただし、インターネットの普及によって性に対しての情熱はかなりの割合で減少しました。
これと連動して、風俗に足を運ぶ男性も次第に少なくなっていきました。風俗に赴くのは、インターネットポルノというふるいにかけられた、ごく限られた人々となってしまったからです。
こうした現状から、風俗嬢の収入も下がっています。いままで獲得できていた層が風俗に来ないため、一部を除いて業界全体の収益が減少しているのです。
それに伴い、風俗嬢の生活も収入の減少で変わりました。浪費する風俗嬢も少なくなり、自己投資や将来のために貯金をするなど、極めて慎ましい生活を送るケースが増えています。
もちろん、中には浪費など自堕落な生活を送る嬢もいます。ただ、それは風俗嬢であるからというよりかは、その人のもともとの性格によるところが大きいでしょう。
いずれにせよ、女性が裸を見せるだけでお金を稼ぐことができる時代は、すでに終わってしまいました。これからは嬢自身が努力をして、他の嬢とどのように差別化を図るかにかかっています。
それぞれの嬢が努力する方向は異なります。あるひとつの性サービスに特化する嬢もいれば、居心地のいい接客に注力する嬢もいます。
風俗業界のグローバル化が進んでいる
業界不振の中、ルックスがいいことは大前提で、嬢はそれ以上の何かを模索しています。確かに風俗嬢にとっては難しい時代です。ただ利用者である男性にとっては、以前よりも質のいいサービスが受けられる状況となっています。
そうした中、現代社会はインターネットの普及によってグローバル化が進んでいますが、これは風俗業界にも関係しています。さまざまな部分でグローバル化の影響を感じることがあります。
競争の激化で風俗嬢の収入が低下
日本の風俗店は年を経るごとに店舗数が増えています。店の数が多くなると起こるのが競争です。東京や大阪などの都市部を始めとして、全国各地の有名歓楽街には多くの風俗店が建ち並んでいます。そして、それぞれの店が料金やサービスを工夫して競争を繰り広げています。
料金をなるべく下げずに利益を伸ばすために、サービスの質を高くする努力をしている店は多いです。しかし、他店に対抗するために、料金を下げざるを得ないこともあります。競争が激しくなるにつれ、値下げの必要を生じるケースが多くなり、多くの風俗店が低料金でサービスを提供するようになりました。
店の利益が減ると、当然人件費も削減されるようになります。そのため、風俗嬢の収入は以前よりも下がっており、風俗の仕事だけでは必要な収入が得られない方が増えるようになりました。
より高く売れる市場を求めて海外へ
こうした流れから、最近は日本から海外へ風俗の仕事をするために向かう女性が増えています。自分の体が売り物である風俗嬢は、少しでも自分を高く売れる店を求めます。当たり前ですが日本では日本人女性が多くいるため、店だけでなく、風俗嬢にとっても競争が激しくなっています。海外なら日本人が働いている風俗店は少なく、こうした店に日本の風俗嬢が進出しています。
こうした動きは、1991年のバブル崩壊が大きな原因となっています。バブル後は日本の経済成長が鈍化して、家庭ごとの収入格差が広がるようになりました。
風俗店を利用する男性客の経済状況が悪くなり、風俗嬢の収入にも影響が出始めました。これが長期間続いたことで、日本の風俗業界では値下げ合戦が繰り広げられる状況が生まれたのです。
日本人女性はアメリカやオーストラリアで人気があります。「同年代の女性よりも若く見える」として日本人女性を好む外国人は多く、日本よりも高い収入を得られるケースが多くあります。
また、中国でも日本人女性は人気があります。「自分を高く売るのに最適な国」として、日本からこれらの国へ多くの風俗嬢が仕事の場を移しています。
韓国人女性が日本で増加
日本の風俗嬢が海外に進出するだけでなく、韓国人女性が日本の風俗店で働くケースも増えています。韓国は1997年にアジア通貨危機の影響を受け、韓国内の経済が低迷するようになりました。これがきっかけで日本の風俗嬢と同じように、韓国人風俗嬢はより高く収入が得られる国を求めて海外に出るようになりました。その中の国のひとつが日本です。
韓国人は日本人と外見が似ており、さらに美人な方が多いため、日本の風俗店で人気となっています。日本の男性客は日本人女性より低料金でプレイを楽しむことができ、韓国人風俗嬢にとっても自国よりも高収入が得られ、お互いにメリットがあるのです。
また、韓国人は人によっては日本を嫌う方がいます。韓国人の風俗嬢の中にも日本が嫌いな方がいますが、スカウトで誘われて風俗の仕事を始めて、日本に入ってくるケースは多いです。また、韓国人風俗嬢は日本以外にもアメリカやカナダ、オーストラリアなどにも進出しています。
このようにグローバル化の波が風俗業界にも押し寄せており、今後もさらに動きは加速していくと予想されています。
風俗店を普段から利用している男性の方にとって、グローバル化は「さまざまな国の女性とプレイを楽しめる」ということでもあります。さまざまな国の風俗嬢とプレイをしてみることは、風俗の楽しみ方に新しい刺激をもたらしてくれます。
都市部と郊外の風俗店の違い
さて、風俗店は都市部・郊外どちらの地域にもありますが、それぞれで特徴が異なります。両方の特徴を把握した上で店選びをすると、より良い風俗遊びができるようになります。
店舗の数
まず、都市部と郊外では店舗の数が異なります。都市部のほうが店は多いです。また、幅広い種類の風俗店を楽しむことができます。特に有名歓楽街には風俗店ばかりが連続して建ち並んでいる区画もあり、それぞれの目的に合った店を選ぶことができます。
風俗店といっても、ピンサロ・キャバクラ・ソープランドなど、少し挙げただけでもさまざまな種類があります。また、風俗嬢のジャンルも美女・人妻・ぽっちゃりなど、多くの男性が好むタイプからマニアック系まであります。都市部の風俗店ではこうした幅広い店や女性を楽しみやすいです。
一方で郊外では、風俗店の数は少なめです。しかし、店は少なくても楽しく遊べる店はあります。男性客が都市部に比べると少ないため、「人気の風俗嬢と遊びやすい」というメリットもあります。さらに何度か通うことで、女性に覚えてもらいやすいです。
料金
料金は都市部のほうが高めであることが多いです。都市部は多くの風俗店があり、競争が激しいです。他店に対抗して安くなりそうなイメージがあるかもしれませんが、都市部は立地が良いためテナント代が高く、その分だけ料金が高めになっていることは多いです。
これに対して郊外の風俗店の場合、訪れる男性客はそこまで多くはありません。そのためリーズナブルな料金にして、なるべく多くのお客様に来店してもらえるようにしています。さらに、テナント代も郊外なら駅前であっても比較的安価なため、料金を下げやすいというのも理由です。
ソープランドの場合、都市部では1回のプレイで3万円を超えるような高級店は多く、中には10万円まで届くような店までありますが、郊外なら3万円もあれば地域の最高クラスの店で遊べることが多いです。
また、都市部でも中には格安の風俗店が存在します。ただし、女性のルックスが可愛くなかったり、プレイ時間が極端に短かったりするため、十分に確認してから利用することが大切です。
女の子の質
女の子の質も大切なポイントです。都市部の風俗嬢はファッションにも敏感な方が多く、美女やモデル・AV女優まで在籍している店があります。
郊外の店はモデルやAV女優のようなレベルの女性は少ないです。しかし可愛い女性、綺麗なルックスの女性は多いです。したがって、郊外の店でも好みの子を見つけることができます。「やはり値段の高い都市部のほうが女の子の質も良いだろう」と考えず、郊外の店の女性も見てみると良いでしょう。
サービスの質
サービスの質も異なります。都市部の風俗店は周辺の風俗店との競争があるため、各店で工夫を凝らしたサービスが展開されています。クリスマスやバレンタインなどにはイベントを行ったり、女の子からプレゼントがあったりすることもあります。コスプレイベントなども多くの店で行われています。
郊外の店でもサービスにこだわる店はありますが、「都市部の店に比べるとサービスが劣る」と感じる場合があります。
さらに、男性スタッフのサービスも都市部と郊外で異なります。都市部ではサービスの質にこだわるお客様も多く、丁寧な接客を行わないとクレームに発展することがあります。一方で郊外の店は若い男性スタッフもいますが比較的年齢が高めの男性スタッフが多く、落ち着いた接客をすることが多いです。
両方体験してみるのがお勧め
このように、都市部と郊外の店では特徴が異なります。都市部は料金が高めですが、その分質の良いサービスを楽しみやすいです。店や女性のジャンルも多岐に渡っているため、お気に入りの店を見つけやすいです。都市部でも「格安でサービスが良い優良店」も中にはありますが、こうした店がある地域は東京や大阪など、かなり限られます。
郊外の風俗店は数も少なく、「都市部に比べると質が低い」と感じる場合があります。しかし、郊外であっても魅力的な風俗嬢が在籍する店はあり、お得な料金で楽しむことができます。また、「目当ての女性の予約が一杯で、いつ遊ぼうとしても遊べない」ということも少ないです。
風俗店は店によってさまざまな特徴があります。迷ったらまずは両方の地域の店で遊んでみると良いでしょう。そこから自分に合った店を見つけるのがお勧めです。