女性とのセックスは男性にとって体力を消耗する行為です。そのためセックス後に、眠気を感じる男性は多いです。しかし女性が「セックス後に男性がすぐに寝てしまい、がっかりしてしまった」ということがよくあり、セックスの典型的な失敗例となっています。
セックスはペニスを女性器に挿入して、射精した時点で終わりではありません。射精後に女性に対して「後戯(こうぎ)」という行為を行うことで、女性のセックスの満足度が大きく変わります。
ここでは、セックス後に行うと良い後戯について紹介します。
男女の体質の違いが、セックス後のすれ違いを生む
セックス後に男性だけがすぐに寝てしまうのは、よくあることです。これは男性が激しく身体を動かすことも原因のひとつですが、「男性は射精後に脳の働きが鈍くなるため」という理由もあります。
男性が射精をすると脳の働きが鈍くなり、それにともない眠気が生じます。これに対して女性は、セックス後に脳の働きが鈍くはなるものの、その状態は短時間で回復します。
そのため「寝てしまう男性」と「がっかりしてしまう女性」のように、エッチ後に取る二人の行動にはずれが生じてしまうのです。
男性は射精後に脳の働きが鈍くなりますが、しばらく休めば元の状態に戻ることができます。脳の状態が回復するまでに寝ないように気をつければ、女性とセックス後に愛し合うことができます。
射精をしたあとにベッドで横になってしまうと、寝てしまいやすいです。「眠気が我慢できず、寝てしまうことが多い」という場合は、なるべくエッチのあとにベッドに座ったり、飲み物を飲んだりするなどして、眠気を覚ましましょう。
セックス後に男性が行うべき後戯(こうぎ)
セックスの前には「前戯(ぜんぎ)」という、準備にあたる行為を行うことが大切です。前戯で徐々に興奮を高めることで、その後に燃え上がるようなプレイをすることができます。
一方、セックス後に行うのが「後戯(こうぎ)」です。前戯は本格的なセックスを行うための準備であるため、入念に行う男性は多いです。
しかし、後戯まで丁寧に行う人は少ないです。後戯まで手を抜かずに行うことで、女性はあなたとのセックスに対してより満足してくれるようになります。
後戯では、まずは会話をすると良いです。会話の話題として、「直前まで行っていたエッチの感想を話す」のはお勧めです。「すごく気持ち良かったよ」や「激しかったね」などのように感想を伝えることで、女性と同じ想いを共有することができます。
こうしたプレイの感想を女性に伝えることに対して、「恥ずかしい」と感じるかもしれません。しかし女性は男性が話さないと、何を考えているのか分からないことが多いです。
きちんと上記のような言葉を伝えることで、女性はあなたの愛情を感じることができるのです。そのためまずは、ひとことでも良いので伝えましょう。後戯で会話をするだけで、お互いの親密度が大きく高まります。
また、女性の頭をなでたり、抱き合ったりするのも良いです。エッチ後は、女性は性感帯(性的に感じやすい身体の部分)に触れられるのをくすぐったく感じます。頭をなでるのは女性に対していやらしさを感じさせず、優しさや愛情を感じさせることができます。
さらにこのときに女性を抱くようにすると、女性は「大切にされている」と感じます。二人で抱き合って、セックスの余韻に浸りましょう。
キスをするのも効果的です。女性はキスを非常に好むため、後戯で女性にキスをしてあげると喜んでくれます。
このとき、唇だけでなく、額や頬、頭などにキスをするのもお勧めです。これらの部位へのキスは頭をなでるときと同じく、女性に対していやらしさを感じさせません。女性への愛情を伝えるのに効果的であるため、取り入れると良いです。
また、眠ること以外にセックス後に行ってはいけないことは、「すぐにシャワーに行くこと」です。すぐにシャワーに行くと、女性が「自分と触れ合うのが嫌だったのかな」と不安になってしまいます。そのためプレイ後はベッドにとどまり、後戯を行うようにしましょう。
後戯を行う時間は短時間でも良い
後戯はあまり長い時間行う必要はありません。15~20分ほど行うだけでも、女性は満足してくれます。後戯を行ったあとは二人で眠るのも良いですし、男性は脳の働きが回復してくるため、再度セックスを行うのも良いでしょう。
多くの女性が「彼氏がエッチ後にすぐに寝てしまう」という不満を持っています。つまり、それだけ後戯を行わない男性が多いのです。眠気を我慢して後戯を行うことで、女性のあなたに対する好感度は高まりやすいといえます。
このように、セックス後に取る行動は男女で差があります。男性は眠気が生じますが、頑張って女性に合わせて後戯を行うことで、より親密な関係を築くことができます。これまでエッチをしたあとに寝てしまっていた場合は、ぜひ後戯を取り入れてみてください。