セックスの際に気を付けると良いことのひとつに「部屋の照明」があります。エッチは自宅やホテルなどで行うことが多いです。このときに明るさに気をつけると、よりプレイ中の雰囲気や二人の親密さを盛り上げることができます。
ここではエッチを行う際に気をつけるべき照明の明るさや、ライトを消すタイミングについて紹介します。「女性の裸をしっかり見たい」という気持ちがあるかもしれませんが、部屋の明るさにも気をつけてセックスを楽しみましょう。
照明を薄暗くするのが良い
男性の中には女性とセックスをするときに、照明が明るいままでプレイしようとする人がいます。しかしセックスをする際の基本として、部屋を薄暗くすることが大切です。
男性によっては女性の胸や性器、表情をしっかりと見たいことから、「明るい部屋でエッチをしたい」と考えることがあります。ただ、女性の興奮を高めるためには、部屋は薄暗いほうが良いのです。
女性からすると、明るい部屋でセックスをするのは非常に恥ずかしいことです。女性は「胸が小さいと思われたらどうしよう」、「感じている姿を男性に見つめられるのは恥ずかしい」のように考えています。
こうした不安があると、女性はセックスを心おきなく楽しむことができません。「男性がどのように思っているか」が気になり、セックスに集中できなくなるのです。
エッチでは、男性が女性に配慮するのが基本です。そのため部屋の照明は女性のために薄暗くして、安心してセックスできる明るさにすることが大切です。
男性は視覚で興奮して、女性は感覚で興奮する
男性は部屋を明るくしてセックスを行いたいと思うのに対して、女性は暗い中でプレイしたいと思う人が多いです。これは「男女における性質の違い」が原因です。
男性は「視覚」で興奮する性質があります。女性の胸を見たり、女性が感じたりしている姿を見て興奮するため、「部屋を明るくするほうが、より女性を見やすい」と考えます。
一方で女性は、その場の雰囲気や妄想などの「感覚」で興奮します。女性は男性の身体やペニスを見ることでも興奮しますが、その場の雰囲気をより重視するのです。
男性は女性の裸を見るとすぐに興奮します。しかし明るい部屋で男性のペニスを女性が見ても、興奮しないことが多いです。部屋を薄暗くして少しずつ身体に触れるほうが、女性は興奮するのです。
このように女性が薄暗い中でのエッチを好むのは、男女における性質の違いが理由になっています。
照明を暗くするタイミング
セックスをする際には照明を暗くすると良いですが、最初は明るくしておいて、雰囲気が盛り上がってきたところで暗くすると良いです。
最初から部屋が薄暗いと、女性は「これからエッチを求められるのだろうな」と考えて警戒してしまいます。それよりも最初は明るい部屋で女性との会話やボディタッチを行い、親密な雰囲気を作りましょう。そして二人の仲が良い感じになってきたところで、照明を消すと良いです。
前述のように、女性は雰囲気を大切にします。そのため少しずつ女性が興奮してきたり、色っぽい表情になってきたりするまでは、照明を消さないようにしましょう。
さらに、部屋が明るい状況で女性の服を脱がそうとするのも良くありません。女性は明るいところで裸を見られることに抵抗を感じます。照明を消してから、ゆっくりと服を脱がすと良いです。
また、必要に応じて、女性に「電気を消すね」と伝えてからライトを消すようにしましょう。何も言わずに照明を消すと、女性に不安や警戒心を与えてしまうことがあります。特に女性と最初のエッチをする際には、女性に配慮することが大切です。
関係が深まった女性とのエッチでは、お互いがする行動に予測がつき、信頼もあります。そのため良い雰囲気になってきたところで何も言わずに電気を消しても問題ありません。
間接照明を灯すくらいの明るさがお勧め
部屋の明るさは、雰囲気の良い居酒屋やバーをイメージすると良いです。こうしたお店では蛍光灯ではなく間接照明を使って薄暗くして、空間をリラックスできる雰囲気にしています。
こうした雰囲気を演出するのにお勧めなのは「間接照明」を使うことです。間接照明は小型のライトで、手軽なものの場合は3,000~5,000円ほどで購入することができます。部屋のさまざまな場所に置くことで、適度な薄明かりを保つことができます。
男性によっては蛍光灯の「豆電球」をつけてセックスをする人がいます。しかしこれでは、ムードが感じられません。
一方で間接照明は程よい明るさがあり、気持ちをリラックスさせてくれる効果があります。また、間接照明はお洒落なデザインのものが多いため、部屋に置いてあると喜ぶ女性は多いです。
彼女とエッチをする機会が定期的にある場合は、間接照明を購入しておくと良いでしょう。そしてベッドの横にサイドテーブルのような小さな台を設置し、その上に間接照明を置いておきましょう。女性を部屋に招いて良い雰囲気になってきたら、間接照明を灯して蛍光灯を消します。こうすることで、エッチなムードへスムーズに移行することができます。
また、間接照明はサイドテーブルに置いて使うだけでなく、床に置いて使うこともできます。この場合は女性が足元から照らされるようになり、よりセクシーな雰囲気になりやすくなります。
あえて真っ暗な状況でセックスを楽しむ
ときには照明を一切つけず、あえて真っ暗な状況でセックスをするのもお勧めです。前述のように男性は視覚で興奮する生き物ですが、お互いの姿がほとんど見えない状況にしてみるのです。
このような状況にすると、人は視覚を失った状態になります。しかし逆に「聴覚」や「触覚」など、ほかの感覚が研ぎすまされるようになるのです。
この状態でセックスをすると、普段とは違ったプレイを楽しむことができます。女性は「男性からどのように責められるか分からない」という不安と期待から、興奮しやすくなります。さらに刺激に敏感になり、女性によっては大きなあえぎ声を上げるほどに感じる人がいます。
また、真っ暗な状況では、女性の身体や性器を舐めるときの音も響きやすくなります。「ピチャピチャ」という舐める音を聞くことで、お互いがよりエッチな雰囲気になります。
真っ暗であっても少しずつ目が慣れてくると、女性の姿をうっすらと見ることができます。このように「見えないようで見える」という状況も、普段とは違った興奮を覚えさせてくれます。
ただ、真っ暗な中でのエッチを最初から行うのはお勧めしません。いわゆる「マニアックなプレイ」にあたるため、お互いの関係が深まってきたところで行うほうが良いです。また、いつも似たセックスでマンネリ化しているカップルにもお勧めの方法です。
以上のように、セックスの際には照明を暗くすることが大切です。蛍光灯ではなく間接照明を使うようにして、明るさを切り替えるタイミングにも気を付けるようにしましょう。雰囲気に合わせて照明をスムーズに切り替えられると、より女性をエッチに誘いやすくなります。