一般の女性と出会える「出会いカフェ」は、素人女性と恋愛やデートがしたい人に人気の店です。出会いカフェは利用の方法がほかの風俗店と大きく異なります。ここでは出会いカフェの利用の流れを紹介します。
気になる女性を見つけるまで
出会いカフェに到着すると、入り口に受付があります。まずは受付で料金の支払いをします。初めての方は「入会金と利用料」、以前に利用した経験がある人は「利用料」を支払います。
初めての人の入会金は店のホームページなどにクーポンがあり、割引や無料になる場合があります。また、免許証や健康保険証の提示が必要になるケースがあるため、持参する必要があります。
料金の支払いを済ませると入店できますが、まずは男性のみがいるスペースに案内されます。壁が「マジックミラー」によるガラス壁になっており、マジックミラーの向こう側には女性がいます。
マジックミラーは「こちらから向こう側を見ることができるものの、向こう側からこちらを見ることができない特殊なつくりのガラス」です。
出会いカフェの場合、男性から女性を見ることはできますが、女性は男性を見ることができません。
男性客は好みの女性がいたら指名して会話をします。指名の仕方は大きく2通りあり、「女性が座っている椅子などに番号があり、その番号をスタッフに伝える方法」と「話したいと思った女性をスタッフに直接伝える方法」があります。どちらの方法で伝えるかは店によって異なります。
女性の指名をすると、「トークブース」という会話専用の個室に案内されます。男性が先に案内され、その後に女性がトークブースにやってきます。揃ったところで会話がスタートします。
出会いカフェでは会話に制限時間が設けられており、多くの場合2~5分ほどとなっています。時間内は自由に会話できますが、時間が非常に短いため「一瞬で女性の心をつかむトーク力」が必要です。
会話が終了したあと
会話が終了したあと、女性とお互いに相性が合った場合は外に連れ出すことができます。受付のスタッフに声をかけ、店内でのトーク料(女性と会話をするための料金)と退出料(女性とカップルになったときの成立料)を支払うと外に出ることができます。ここからは通常のデートのように女性と食事などを楽しむことができます。
女性と相性が合わなかった場合、男性客と女性はお互いに店内の元の場所に戻ります。男性の待機スペースは女性を選ぶことができるほかに、漫画や週刊誌を読むことができたり、インターネットができるようになっていたりします。
指名したい女性がいない場合、こうしたものを利用して、女性が入れ替わるタイミングを見計らうことができます。
さらに、都市部では同じ系列の出会いカフェが、ひとつの駅周辺に複数ある場合があります。こうした場合は追加料金なしで同じ系列の別の店に移動することができることもあります。気になる女性がいない場合は別の店に移動するのもひとつの方法です。
また、初心者は、緊張などから「入店したものの女性を選べない」という場合があります。このときにはスタッフに相談するのがお勧めです。スタッフは女性について詳しく知っていることが多いため、相談することでアドバイスをもらえる場合があります。
交渉次第で売春が可能だが、注意が必要
出会いカフェで女性と気が合い、店外でデートすることになったら、食事やカフェ・カラオケなどに行くのが一般的です。さらに、より関係を深めることができればホテルに行くこともできます。
ただ、女性との交渉によっては、女性にお金を支払うことでホテルに行くことができる場合があります。これは通称「割り切り」と呼ばれています。割り切りは売春行為にあたり、法律違反の行為です。割り切りは男性が交渉するケース以外にも、女性が話を持ちかけてくることもあります。
※割り切りは法律的に違法でも、自由恋愛の範疇なので逮捕されることはありません。
ただ、出会いカフェは割り切りを禁止しており、応じてしまうとトラブルに発展する可能性があります。
トラブルの例として「美人局(つつもたせ)」というものがあります。女性が男性に売春の話を持ちかけ、性行為(セックス)をします。
その後、プレイの最中や終了後に「女性の夫」と名乗る男性が現れます。そして、妻と性行為を行ったことに対して因縁をつけて、男性から金銭を巻き上げます。また、美人局のほかにも、「出会いカフェへの出入りを禁止される場合」もあります。
男性客は素人女性と本番行為ができることから、つい売春の話に乗ってしまいがちです。しかし、その後のトラブルを考えるとお勧めはできません。十分気をつける必要があります。
出会いカフェの利用の流れは以上のようになっています。割り切りには気を付ける必要がありますが、きちんと利用すれば素人女性と楽しく会話やデートを楽しむことができます。