女性とセックスをするときに活用すると良いのが「焦らし」です。エッチのときには女性の性感帯(せいかんたい:性的に感じやすい部分)を刺激します。最も感じやすい局部を避けて責めることで、女性の興奮をさらに高めることができます。
焦らしを効果的に取り入れることで、お互いがより気持ち良いセックスを楽しむことができます。ここでは、女性を焦らす方法について紹介します。
しっかりと焦らすことで、女性の快感は増幅される
女性は焦らされることで、快感が大きくなります。
女性はエッチのときに、男性から責められることが多いです。そのため「次は彼がこのように責めてくるかな」のように、刺激のされ方を予想しています。しかし男性から焦らされると、「本当は次に乳首を触ってほしいのに、どうして責めてくれないの?」と感じるようになります。
このような状態になると、女性は「早く乳首やクリトリスを責めてほしい」のように、「感じやすい部分への刺激」を積極的に求めます。
そしてじっくりと焦らされたあとに乳首や陰部などに触れられると、女性は大きな快感を覚えるのです。女性によっては興奮のあまり身体を震わせて感じたり、大きなあえぎ声を上げたりすることがあります。
このようにエッチの中で焦らしを取り入れることは、非常に大切なのです。
焦らしの具体的な方法
以下では女性を焦らすための具体的な方法を紹介します。すぐに全てを取り入れる必要はなく、行いやすいものから試してみましょう。
部屋を暗くしたにもかかわらず、エッチを始めない
エッチをするときには女性が裸を見られても恥ずかしくないように、部屋を暗くすることが多いです。この行為は多くの男性が行うため、女性は「男性が部屋を暗くするのは、エッチを始める合図」と考えています。
しかしここで、部屋を暗くしたのにあえて女性への愛撫を始めないようにすることで、女性を焦らすことができます。このようにすると女性は、「部屋を暗くしたのに、どうして身体を触ってくれないの?」と思うようになります。
このときに女性の目を見つめたり、手を握ったりします。すると、女性は少しずつ興奮するようになります。ここでさらに焦らしの効果を高めるために、身体をなでたり、キスをしたりしないようにしましょう。
時間が経っても男性がプレイを始めないと、女性は「ずっと手を触れられるだけだし、彼は今日、エッチをしたくないの?」のように、不安を感じるようになります。そして興奮と不安が入り交じるようになり、愛撫を始めたときに女性が敏感に感じるようになります。
唇にキスをしないようにする
エッチのときに行うことが多いのが「キス」です。キスはお互いの唇をつけて行うのが一般的ですが、身体のさまざまな部分にキスをすることもできます。ただ、多くの女性は唇にキスされることを好みます。唇へのキスは、「男性の愛情」を感じることができるためです。
そのため女性を焦らすときには、あえて唇へのキスを避けるようにします。このようにすることで、女性が「早く唇を合わせてキスをしたい」と思うようになります。
エッチを始めた最初の段階では、女性の頬(ほお)や額(ひたい)、首筋などにキスをすると良いです。こうした部分は女性にとって性感帯ですが、唇へのキスよりは女性を興奮させにくいです。
また、お互いに見つめ合い、唇にキスをすると見せかけて頬や額に唇をつけたり、唇にキスをしそうになったところで顔を後ろに引いたりするのも効果的です。このようにすると女性が、「早く唇にキスをしてほしいのに、焦らされている」と感じるようになります。
さらに唇にキスをするときも、最初は唇の表面を軽くつけるだけの「フレンチキス」から行うと良いです。女性は「もっとしっかりキスをしたいのに、物足りない!」と感じて、積極的に顔を近付けてキスを求めるようになります。
こうして十分に女性を焦らしてから、しっかりとキスをすると良いです。女性によっては唇をむさぼるように求めてきて、情熱的なキスを楽しむことができます。最初の段階からしっかりと唇をつけ合う「ディープキス」などをしてしまうと、上記のような盛り上がるキスを楽しめません。
服をすぐに脱がさないようにする
男性はエッチを始めると「女性の胸を早く見たい」、「女性器を触りたい」のように考えて、女性の服をすぐに脱がしてしまいがちです。しかし女性を焦らすなら、服はすぐに脱がさないようにするほうが良いです。最初の段階では服の上から愛撫しましょう。
女性は男性から服を脱がされることに慣れていることが多いため、「すぐに裸にされるだろう」と考えています。そのため服の上から刺激を続けていると、「早く服を脱がして、肌を直接的に責めてほしい」と考えるようになります。
また、服を脱がし始めるときにも、すぐに全て脱がすのではなく、1枚ずつゆっくりと脱がすようにしましょう。また、「上半身だけ裸」や「下着を身に付けたままにしておく」など、途中で脱がすのをやめると効果的です。
このようにすると女性は「中途半端な格好で恥ずかしい」と感じるようになります。そして「早く全部の服を脱がしてほしい」と興奮するようになります。
特に女性を下着姿にすると、「早くブラジャーを取って、乳首を触ってほしい」のように、大胆なことを考えるようになります。
男性は視覚的に興奮するのに対して、女性はイメージで興奮する性質があります。上記のようにエッチなことを考えるようになると、女性の気持ちはさらに高まるのです。
「どうしてほしいの?」のように言葉責めをする
女性を焦らすためには、「言葉責め」をするのも効果的です。言葉責めは「女性にエッチな気持ちにさせる言葉を投げかける方法」です。
女性に軽く触れたり、服の上から愛撫したりしている状況で、女性に「どうしてほしいの?」、「乳首を刺激してほしいの?」のように言葉責めをしてみましょう。
女性は心の中で「乳首を触ってほしい」、「あそこ(女性器)を責めてほしい」などのエッチな気持ちをもっています。しかし恥ずかしさから、口に出すことをためらう人が多いです。男性が言葉責めをすることで、女性の興奮と恥ずかしさを高めることができるのです。
言葉責めは言うだけで女性を刺激できるため、他の刺激方法と組み合わせて使うことができます。さまざまな場面で取り入れてみると良いでしょう。
また、ストレートに「可愛いね」と伝えるのも、女性によっては興奮します。普段の生活で「可愛い」と言われることに慣れていない女性がこのように伝えられると、嬉しさと恥ずかしさを感じて興奮します。
ただ、あまりひんぱんに可愛いと言い過ぎると、女性から「適当に言っているでしょ」のように嫌がられてしまいます。そのため、適度に伝えるようにしましょう。
乳首と女性器に触れないように刺激する
女性の服を脱がして裸の状態にしたら、愛撫を行うのが一般的です。愛撫で女性を焦らすためには、「乳首」と「女性器」を避けて刺激するようにします。
これらは女性にとって、最も感じやすい部分です。そのためこの2点を避けて刺激することで、女性は「もっと積極的に責めてほしい」、「ペニスを挿入してほしい」と考えるようになります。
愛撫をするときには、「刺激する方向」に気を付けると良いです。女性の上半身を責めるときには、「乳首に向かう方向」に刺激すると、焦らしの効果を与えることができます。
例えばお腹から乳首に向かう方向で女性を舐めたり、乳房を触るときに外側から乳輪に向かって触ったりするようにします。このように刺激すると女性が、「刺激が乳輪に近付いてきた。いよいよ乳首も責められる」のように感じます。しかしあえて乳首を刺激しないことで、女性を焦らすことができます。
また、下半身も上半身と同様に、「女性器に向かう方向」で刺激するようにしましょう。女性の膝のあたりから触り始めて、太ももをなでるようにします。
そして、脚の付け根の部分まできたら女性器を触らずに、また膝に戻って刺激するようにします。
このとき女性によっては「焦らさないで早く性器を触ってよ!」と言うことがあります。しかしこの言葉を真に受けて、すぐに女性器を刺激してはいけません。女性がこのように言うのは、興奮してきている証拠です。そのためさらに焦らし続けて、女性の快感を増幅させるべきなのです。
乳首と女性器への刺激は、「触れる程度」から
十分に女性を焦らして乳首と女性器を責める段階になったら、「軽く触れる程度の刺激」から愛撫を始めましょう。いきなり乳首を舐めたり、女性器に指を入れたりするのではなく、指の腹を使って軽くなでるようにして刺激します。
多くの男性は、「強く刺激するほうが、女性は気持ち良いだろう」と考えてしまいがちです。ただ、女性の興奮は段階的に高まります。いきなり強く刺激すると、逆に女性の興奮が高まりにくいのです。そのため「フェザータッチ」と呼ばれる、触れるか触れないかくらいのごく弱い刺激を与えるようにしましょう。
このような刺激を女性に与え続けていると、女性が身体を震わせるようになります。また、ここまでの段階で十分に焦らしていれば、身体をくねらせたり、声を上げたりするなど、より大きな反応を見せることもあります。
挿入後はゆっくりと腰を動かす
女性器にペニスを挿入して、ピストン運動を行う際にも、速いスピードで腰を動かさず、なるべくゆっくりと刺激しましょう。そして焦らしの効果を与えるために、腰を振る勢いを徐々に速くして、またゆっくりとしたスピードに戻しましょう。
このように刺激することで女性が、「せっかくペニスで突かれる勢いが速くなってきたのに、またゆっくりになってしまった。もっと勢い良く突いてほしい」と思うようになります。
そして、女性から積極的なピストン運動を求めるようになります。このとき、女性によっては「もっと突いて!」と声を上げることもあります。
しかしここでも女性の要望には応えず、「ピストン運動のスピードを早めてはまた遅くする」という動作を繰り返します。すると女性の興奮は、最高潮に達するようになります。
アダルトビデオ(AV)などでは、「男優が勢い良くピストン運動をする様子」を見ることがあります。ただ、女性はこうした刺激をあまり気持ち良いと感じません。上記のように、最初はゆっくりと腰を動かして徐々に速く刺激すると、女性がスムーズに快感へと導かれます。
また、ピストン運動をしているときに、キスも加えて焦らすと良いです。正常位であれば、腰を振りながら女性とキスをすることができます。このときに女性の唇に直接キスをするのではなく、頬や額に自分の唇をつけるようにしましょう。
以上のようにして、女性をエッチの際に焦らすことができます。焦らし方にはさまざまな方法がありますが、常に「本格的に責めると見せかけて、刺激を弱める」という意識で行うと良いです。強い刺激でも続けて行われると、女性は飽きてしまいます。強い刺激をより効果的にするために、弱い刺激を取り入れるのです。
雰囲気も非常に大切
上手に焦らすことができるようになると、女性の興奮は非常に高まります。女性は「もっと男性からの刺激がほしい」と思うようになり、大きなあえぎ声を上げたり、感じるときに身体をけいれんするように震わせたりすることもあります。焦らしの効果は絶大なのです。
ただ、上記の行い方に加えて大切なのが、「エッチをするときの雰囲気」です。
女性は「ムード」を大切にします。男性は女性の裸を見るとすぐに興奮する性質をもっています。しかし女性は、突然に男性の裸を見ても興奮することができません。女性は良いムードの中で少しずつ気持ちが高まり、興奮するようになるのです。
焦らしを行うときにも、女性と良い雰囲気を作ることは非常に大切です。「部屋を暗くしても、女性に触れないでおこう」、「女性の乳首を刺激するには、まずはフェザータッチで行おう」のように、テクニックを使うことだけを意識しても女性は感じてくれません。前提として、「女性と親密なムードを作っておくこと」が大切なのです。
良い雰囲気を作るためには、日頃から女性とコミュニケーションを取って関係を深めておくことが大切です。また、身だしなみを整えて、仕事を頑張るなどの「自分磨き」を実践することも必要です。
このような行動を積み重ねると、女性は日頃からあなたに対して強い魅力を感じるようになります。そしてあなたも「彼女のことが好き」という気持ちをもっていると、エッチの雰囲気が自然に良いものになります。
表面的なテクニックだけで女性を焦らしてもエッチは盛り上がらないため、気を付けましょう。
エッチでの女性に対する焦らしは、以上のようにして行います。女性を上手に焦らせるようになると、女性があなたとのセックスを楽しみにするようになります。毎回のプレイが濃密なものになるため、ぜひ焦らし方を覚えてください。