売春

売春が行われる場所と、買春する男性はいるのか

売春は日本で禁止されているにも関わらず、さまざまな場所で行われています。ただ、普段生活を送っていると、「売春がどのような場所で行われているのか」が分からないことが多いです。しかし売春は日本の至るところで、ひそかに行われています。

ここでは、売春が行われている場所について紹介します。日本では法律により売春は禁止されています。しかし紹介する場所では、自己責任の元で売春が行われています。

売春・買春が行われやすい場所

売春は主に、以下のような場所で行われています。

「ソープランド」や「ちょんの間」などの風俗店

売春は「風俗店」で行われることがあります。一般的に風俗店では、「風営法」という法律によって売春が禁止されています。しかし「ソープランド」や「ちょんの間」などの風俗店では、女性とセックスを楽しむことができます。

ソープランドは個室に浴槽やベッドが設置されており、「お風呂に入りながらのエッチ」や「ベッドでのセックス」を楽しむことができる店です。また、ちょんの間は「4畳(6.62m2)ほどの狭い部屋に入り、20分ほどの短時間で女性とセックスを楽しめるサービス」です。

これらの店は女性とセックスを行うことができるため警察に摘発される可能性があり、実際に摘発される店もあります。しかし、営業を続けている店もたくさんあります。

これらの店が摘発されずに営業を続けられる理由は、「建前で法律を逃れているため」です。

ソープランドやちょんの間であっても、建前上はセックスをサービスとして提供していません。ソープランドは女性スタッフを社員として雇用しておらず、「女性に店内の部屋を貸している」という形態をとっています。

そしてソープランドは「女性に部屋を貸しているだけで、店は女性が行うことに関与しない。店内でセックスが行われた場合、女性と男性客が自由恋愛に発展した」という建前をとっているのです。

また、ちょんの間の場合は、建前上「料亭」として営業されています。そしてソープランドと同様に「店の女性スタッフが、料亭を訪れた男性客と自由恋愛に発展した」という建前で法律を逃れています。

このように風俗店は巧妙な建前で、セックスをサービスとして提供しているのです。ソープランドやちょんの間は「本番行為(セックス)を提供すると利益が伸びる」と理解しているため、リスクをとって営業を続けています。風俗店でのセックスは、「一般の男性が売春(買春)を行いやすい方法」といえます。

「出会い系サイト」を利用する

「出会い系サイト」を利用することでも、女性とセックスをすることができます。出会い系サイトはインターネット上のサービスで、「面識のない男女が出会えるサービス」です。出会い系サイトでは女性と直接出会ったあとに、お金を支払ってセックスを行える場合があります。

出会い系サイトには、「男性の友達を探したい」「彼氏が欲しい」と考えている一般の女性も登録しています。ただ、中には「セックスをしても良いけれど、お金を得たい(売春をしたい)」と考えている女性も登録しているのです。

出会い系サイトで一般の女性と出会ってエッチをする場合は、出会い系サイト上でメッセージのやり取りを重ねて直接会う約束を交わし、その後さらに関係を深める必要があります。そのためセックスをするまでに数週間や数ヶ月など、ある程度の期間が必要になる場合が多いです。

これに対して売春をしたい女性の場合、メッセージのやり取りを始めて早い段階で、直接会う約束を交わしてエッチをすることができます。

出会い系サイトは「お金に困っている女性」が生活費を得るために利用することがあります。出会い系サイトは「男女の出会いを提供するサービス」で、売春を斡旋するサービスではありません。しかし実際は、「売春が行われやすい場」となっているのです。

出会い系サイトには「サクラ」と呼ばれる業者が登録していることがあります。サクラは一般の女性を装って出会い系サイトに登録しており、男性に出会い系サイトをより長く利用させたり、売春を斡旋したりしています。

出会い系サイトを利用する男性は「サクラを避けて、一般女性と出会いたい」と考える人が多いです。しかしいわゆる「ワリキリ(お金を支払ってセックスをする関係)」を求めるのであれば、サクラの女性と連絡をとることも、出会い系サイトの利用方法なのです。

出会い系サイトで売春をする女性が提示するセックスの料金は、地域によって異なります。たくさんの女性が出会い系サイトに登録している地域ほど競争が激しいため、売春の料金は低い傾向にあります。

また、出会い系サイトで出会った女性と買春をする場合、「女性とのセックス料金」に加えて「出会い系サイトの利用料金」もかかります。

出会い系サイトは無料のものもありますが有料サイトのほうが知名度があり、たくさんの女性が利用しています。そのため、お金を支払って女性とエッチできる可能性が高いです。

出会い系サイトで売春を行っている女性には、さまざまな人がいます。例として「お金に困った大学生」や「お小遣い稼ぎや不倫をしたい主婦」「シングルマザー(離婚もしくは未婚で、子供がいる女性)」などが出会い系サイトに登録しています。

出会い系サイトには「プロフィール画像」を掲載することができ、男性はこの画像を見て、好みの女性であるかどうかを判断します。

しかし売春を行っている女性は、プロフィール画像を掲載していなかったり、画像を加工して掲載したりしていることがあります。そのため実際に出会ったときに、女性が「期待はずれの容姿」である可能性があります

なお、出会い系サイトを通じて売春や買春を行うことを「割り切り」といいます。

路上の「立ちんぼ」を見つける

都市部では女性がお金を得るために、セックス相手となる男性を探していることがあります。このような女性を「立ちんぼ」と呼びます。立ちんぼは、名称から男性をイメージしてしまうかもしれませんが、「路上にいる、売春をしたい女性」を指します。

以前から「立ちんぼが多い」と評判になっている場所が、東京の「池袋」です。「池袋駅の西口や東口にある、パチンコ屋やラブホテルの周り」では、立ちんぼと遭遇しやすいです。

池袋では1990年代から「援助交際(主に女子高生が金銭を目的として、男性とセックスをすること)」が流行し始め、そのときから現在に至るまで「売春が盛んに行われる場所」として知られています。

援助交際が頻繁に行われていた経緯があるため、池袋の立ちんぼは他の地域にいる立ちんぼよりも年齢層が若く、日本人が多いです。他の地域の立ちんぼは、20代中盤以降の女性や外国人が多いです。

立ちんぼの女性はパチンコ屋やラブホテルの周りに立っており、誰かを探すような素振りを見せたり、待ち合わせのふりをして待機したりしています。

そのため「あの女性は立ちんぼのようだ」と、比較的簡単に見分けることができます。「セックスをしたい」と思う女性を見つけたら、女性に「(エッチの料金は)いくら?」のように、ひとこと声をかけます。

また、地域によっては立ちんぼの女性が声をかけてくることもあります。この場合は女性が「お兄さん、遊ばない?」のように声をかけてきます。「この女性とセックスをしたい」と思った場合は、さらに詳しく話を聞くと良いでしょう。

立ちんぼは「セックスの料金」を自分で設定しています。立ちんぼに声をかけると「(セックスの料金は)60分15,000円でいかがですか?」のように、料金を教えてくれます。

立ちんぼが提示してくる料金は、地域によって「相場」があります。例として池袋では「1度のプレイで15,000円ほど」が相場です。料金に納得できたら、2人でホテルへ移動してセックスを行います。

立ちんぼの女性は公安委員会という機関の許可を得ずに売春を行っているため、警察に見つかると逮捕されてしまいます。また、立ちんぼと買春をしようと交渉している現場を警察に見つかると、男性客も検挙されてしまうことがあります。立ちんぼが多い地域では警察が見回りをしていることが多いため、男性客は注意する必要があります。

立ちんぼが多い場所は普段生活をしていると、あまり分からないことが多いです。立ちんぼの女性はひそかに活動しているため、一般の人に知られることが少ないのです。

立ちんぼと遊ぶためにはインターネット上にある「立ちんぼスポット」の情報や、「立ちんぼに声をかけられた」という友人の口コミを参考にすることが一般的です。

「家出した女性」を見つける

売春を行う方法として、「家出した女性」を見つける人もいます。家出した女性は他の女性に比べて売春できる可能性が高く、女子高生や女子大生であることが多いため、「家出少女」と呼ばれることがあります。

家出少女を見つける方法には「女性を直接見つける方法」と「インターネットの『家出掲示板』で見つける方法」の2種類があります。

家出少女を直接探す場合

家出少女は「歓楽街(かんらくがい:都市部の飲食店やレジャー施設が集まっている地域)」にいることが多いです。

家出した女性は「寂しさ」や「孤独感」を感じています。歓楽街は賑やかな雰囲気があり、家出少女はこうした雰囲気の中にいると、寂しさを紛らわせることができるのです。22時や23時などの遅い時間帯に歓楽街を歩き回ると、少女が1人でスマホを触っていることがあります。このような女性に声をかけることで、売春を行える場合があります。

また、「歓楽街の路地裏」に家出少女がいることもあります。家出少女は生活する場所に困っているため、このような場所で過ごしていることがあるのです。

さらに歓楽街にある「ネットカフェ」でも、家出少女が過ごしていることが多いです。ネットカフェでは「容姿から20歳未満と思われる女性」に声をかけることで、仲良くなれることがあります。そしてそこから、売春を行える場合があります。

このように歓楽街では、さまざまな場所で家出少女を見つけることができます。女性とある程度楽しく会話を交わせるようになったら、「セックスさせてくれたら2万円あげるよ」「良かったら家に泊めてあげるよ」のように提案すると、女性が応じてくれることがあります。

家出少女は「生活するためのお金」や「眠るための場所」に困っています。そのため男性がこれらのメリットを提供すると、女性は代わりにセックスをさせてくれやすいのです。

また、家出少女に警戒心をもたれてしまうと、エッチに誘っても断られてしまいます。そのため服装を整えたり、楽しい会話を交わしたりすることで、女性に警戒されないように注意します。その後にセックスを提案すると、女性は応じてくれやすいです。

ただし18歳未満の女性とセックスをしたり、セックスをする代わりにお金を渡したりすることは、完全に違法行為です。そのため上記の話は、あくまでも参考と考えてください。

「家出掲示板」で家出少女と知り合う

インターネット上のサービスである「家出掲示板」でも、家出少女と出会える場合があります。

家出少女は前述の出会い系サイトで、「お金を払ってエッチしてくれる男性を見つけたい」と考えることがあります。しかし出会い系サイトは法律に則って運営されており、18歳未満の女性は利用することができません。家出少女の中には18歳未満の女性もいるため、出会い系サイトを利用できないのです。

そこで代わりに家出少女は「家出掲示板」を利用します。家出掲示板は、家出をして宿泊する場所がないときに、「家に泊めてくれる人を募集するための掲示板」です。家出掲示板は女子高生や女子大生が利用することが多く、売春が行われる場となっています。

家出掲示板は建前上「18歳未満の利用禁止」と記載されています。しかし年齢の入力欄はあるものの、サイトによっては本人確認を行っていないため、18歳未満の少女が掲示板に書き込んでいる場合があります。

ちなみに家出掲示板は「神待ち掲示板」と呼ばれることもあります。泊めてくれたりお金をくれたりする男性は、家出少女にとって「神様のような存在」なのです。

そのため家出掲示板は少女から「神様のような男性を求めるための掲示板」と考えられており、神待ち掲示板と呼ばれることがあります。

家出掲示板には「家出中です。行くところがないので、誰か泊めてほしいです。切実です」のように書き込みがされています。男性はこのような書き込みに返信して連絡をとることにより、女性と会うことができます。そして男性は家出少女を泊める代わりに、セックスを求めます。

家出少女は家に泊めてくれる男性を「とてもありがたい存在」と考えています。もしその男性が身なりを整えていて、楽しい会話を交わしたり、優しく接したりしてくれる人であれば、少女はその男性と「セックスしても良い」と考えるのです。

家出掲示板はあくまでも「『泊まる場所を求める人』と『宿泊場所を提供しても良い人』をつなげるサービス」として運営されています。

つまり家出掲示板は「売春を斡旋していない」という建前をとっていますが、実際には家出掲示板を通して売春(買春)が行われることは多いのです。

人によっては家出掲示板を利用して、たくさんの女性を家に泊めることがあります。家出掲示板は「普段生活を送っていると、あまり知ることがないサービス」といえます。興味があれば、掲示板を確認してみると良いでしょう。

売春は以上のような場所で行われています。セックスの対価として女性にお金を支払うことは、違法な行為です。しかし実際には、上記のような場所で行われることがあるのです。

人によっては、「お金を支払っても良いから、女性とセックスをしたい」と思うかもしれません。そのときには、まずは利用しやすい「ソープランド」や「ちょんの間」をお勧めします。そしてその後は紹介した情報を参考に、自己責任の元で行動してください。

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