飛田新地

日本最高レベルの風俗街、飛田新地

日本には多くの歓楽街がありますが、その中でも最高峰といわれているのが大阪の飛田新地(とびたしんち)です。その評判は非常に高く、多くの男性が「日本最後の遊郭(ゆうかく)」「エロの聖地」と賞賛する街です。

ほかの風俗街とは異なる文化を形成しており、飛田新地ならではの特徴が多くみられます。ここでは飛田新地の街や女性の特徴について紹介します。風俗遊びが好きな人は一度は足を運ぶのをお勧めする街です。

女性のレベルは日本一

飛田新地で風俗の仕事をしている女性のレベルは非常に高く、日本一と呼べるレベルです。「とにかく美人」という感想を述べる男性客が非常に多く、プレイする女性のルックスにこだわる人にお勧めです。

飛田新地は大阪市と堺市の間くらいの場所に位置しており、天王寺の近くにあります。2000年始めのころまで、この地域は富裕層とホームレスが住んでいました。

しかし、再開発によりホームレスが排除され、治安が大きく改善されました。こうして若い女性が生活しやすくなったことでにより、風俗街で働く女性のレベルが次第に上がり、現在の高級風俗街が形成されるようになりました。

日本一といわれるレベルに達したのは2010年前後です。飛田新地で働く女性はスカウトなどで入店した女性もいますが、口コミでの入店がメインとなっています。若くて綺麗な女性の間で「働きやすくて高収入」という噂が広がり、多くのハイレベルな女性が集まってきています。

飛田新地で仕事をする女性の多くは非常に前向きです。店で着ている衣装は自分で購入し、しっかりとメイクもして見た目を整えています。ルックスに自信がある女性が、自分の美を売り込むために飛田新地に集まっているのです。

誰もが憧れるような美女と、お金さえ払えば本番プレイをできることが男性客の間でも評判となり、全国的な人気を誇っています。

料金は20分16,000円が基本コース

飛田新地の料金はほかの風俗店と比べても非常に高く、最も短い時間での料金では、15分で11,000円ほどが相場となっています。15分でプレイを終える男性客は比較的多いです。非常に短時間ですが、この時間で対面から手コキ、フェラチオ、本番行為(セックス)まで行います。

女性は店の前に立っており、男性は女性のルックスを確認して利用することができます。そのため風俗店にありがちな「女性と対面したらホームページの写真と大きく違う」という失敗がありません。男性客にとって非常に満足度が高いサービスです。

料金の取り分の内訳は、売上が11,000円とすると、「店が5,000円・女性が5,000円・呼び込みの老女が1,000円」という取り分が一般的です。女性は1日に20回ほどのプレイをこなすのが一般的です。この場合女性は1日に10万円を稼ぎ、20日働いて200万円の収入となります。

ただ、これは低く見積もっての金額です。飛田新地では20分16,000円が基本料金なので、実際の給料はもっと高くなります。

例えば、私が飛田新地で夜遊びをしたとき、相手をしてもらった女性にどれくらい稼いでいるのか聞いたことがあります。そのときは「10日働いて150万円」という答えが返ってきました。

この女性は「飛田新地ではソープランドのように会話の技術を磨いたり、テクニックを習得したりする必要がなく、ただ挿入(セックス)するだけなので非常に楽」だと言っていました。

飛田新地では女性の平均レベルが非常に高いですが、その中でも特に飛び抜けてレベルが高いS級クラスの女性は月300万円以上を稼ぎだす方もいます。飛田新地は女性が非常にハイレベルですが、女性の収入も全国の中でトップクラスといえます。

飛田新地の風俗店は、警察から許可を得ている

飛田新地の風俗店は基本的に全て警察の許可を得て運営されています。本番行為は基本的に違法な行為です。しかし、飛田新地の風俗店が警察に許可を得ている仕組みは、本番サービスを提供しているソープランドと似ています。

ソープランドでは「店は関与せず、女性が本人の自由な意思で男性客と本番行為を行った」という名目で店が運営されています。飛田新地の風俗店は「飛田新地料理組合」という団体に加盟しています。

大阪府ではソープランドに該当する「特殊浴場」は許可されておらず、違法な店とみなされます。しかし飛田新地の風俗店は「料亭」であるため、法律を逃れることができています。そして、ソープランドと同様に「女性が本人の意思で男性とプレイした」という建前でサービスが提供されているのです。

大阪、飛田新地の裏事情

このように女性と本番行為(セックス)ができることから、大阪だけでなく全国各地から男性客が訪れる飛田新地ですが、、前述の通り表向きは「料亭」として営業されています。「女性が本人の意思で本番行為を行った」という建前で、本番行為が黙認されています。

人気の高い飛田新地ですが、以下に飛田新地の裏事情を紹介します。

橋下徹氏が飛田新地の風俗を守った

飛田新地を語る上で欠かせない人物が「橋下徹(はしもととおる)氏」です。弁護士をしながらタレントとしてテレビ番組に出演し、その後第17代大阪府知事、第19代大阪市長、さらに大阪維新の会代表を歴任した方です。橋下徹氏は飛田新地の風俗店が所属している飛田新地料理組合の顧問弁護士でした。

元大阪府知事の横山ノック氏が大阪オリンピックを招致しようとした際、風俗の一斉浄化を行いました。この際に飛田新地の風俗店も浄化の対象となりましたが、橋下徹氏は法律的な観点から飛田新地の風俗店を守りました。

飛田新地は、以前ホームレスが多く生活する地域でした。しかし2000年初頭からホームレスが排除され、綺麗な若い女性が安心して生活できる地域に変化を遂げています。そこには橋下徹氏の活動があったのです。

借金から人身売買が行われることもある

飛田新地で仕事を始める女性の多くは、すでに飛田新地で仕事をしている女性からの口コミや紹介で入店する人が多いです。しかし一方で、借金の返済に困っている女性が完済のために働くケースもあります。

こうした女性はホストクラブなどに夢中になり、大きな借金を抱えています。ホストが借金を返してもらうために、女性を人身売買に出します。

多くの場合は風俗店に売り渡すのではなく、スカウトマンに数百万円で売り渡します。スカウトマンは買い取った女性を飛田新地の風俗店に紹介し、「スカウトバック」といわれるマージンを受け取ります。

スカウトマンはホストからの女性の買取で初期費用がかかります。しかし、女性を飛田新地で働かせることで数百万円のリターンを得ます。

特に借金を抱えている女性の場合、借金があることを理由として長時間勤務することが多くなります。その結果、労働時間が長いために1日で10万円ほどの収入を得る女性は多いです。女性が30日仕事をすると300万円となり、スカウトマンは比較的短期間で投資を回収できます。

また、借金を抱えた女性は、飛田新地の風俗店から逃げることができない環境にさらされています。女性は店に出勤すると、15〜30分ほどのサイクルで出窓(でまど)といわれる店の前に並ぶことになります。出窓には店の老婆がおり、常に監視の目があるため逃げることができません。

さらに、飛田新地の店では女性の免許証や保険証・住民票のコピーなど、身分証明書の情報を預かっています。そのため、女性の素性は全て店が把握しているのです。

しかし、大きな借金があったとしても、飛田新地で働く女性は仕事を頑張れば大きな金額を稼ぐことができます。そのため比較的短期間で返済を終えて、風俗嬢の仕事を抜け出す女性は多いです。

地元の女性は少ない

飛田新地は大阪にありますが、大阪の女性は少ない傾向にあります。その理由は「男性が女性の顔を見てプレイ相手を選べるため」です。

飛田新地では女性は出窓に座っているため、男性は実際に直接会って女性を選ぶことができます。地元の女性が働くと知人が訪れるケースがあり、働いていることが家族や友人に知れわたってしまうのです。

大阪出身の風俗嬢は「ルックスで認められたとしても、飛田新地ではとても働けない」といいます。そのため、飛田新地の女性は東京や地方からの女性が多く集まっています。

このように、とても華やかな女性が多い飛田新地ですが、その裏側にはさまざまな事情が見え隠れするのです。

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