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現代の風俗店の中でも人気のジャンルのひとつとなっているのが「キャバクラ」です。性的プレイのサービスはなく、男性客は通称「キャバ嬢」と呼ばれる女性とお酒を飲みながら会話をすることができます。

キャバクラの歴史は比較的浅く、1900年代に入ってからルーツとなる店「キャバレー」が登場し、1980年代から本格的に成長し始めました。

ここでは、キャバクラの歴史について紹介します。

キャバクラは「キャバレー」として戦後に誕生した

キャバクラの誕生は昭和時代(1926~1989年)までさかのぼります。

昭和時代は戦争がさかんに行われており、1939年から1945年にかけて「第二次世界大戦」という大規模な戦争が起こりました。このときに日本は敗戦し、GHQ(連合国軍最高司令官総司令部)という、アメリカ人を中心とする機関が日本の民主化を進めることになりました。

戦後、日本ではGHQの職員向けの店として「キャバレー」が営業されるようになりました。キャバレーは、「ホステス」と呼ばれる女性スタッフが男性客に対して接客をしてくれる店でした。また、店内にはホステスがショーを行うためのステージやダンスホールが設けられていました。

営業開始当初のキャバレーでは、女性との会話を楽しむのが中心でした。しかしさまざまな店が開業されるにつれて、女性の体に触ることができる、いわゆる「おさわり」が可能な店が増えました。

GHQによる日本の民主化は1952年に終わり、日本の主権(政治の主導権)が回復しました。それまでGHQの職員向けに営業されていたキャバレーですが、その後も日本人男性向けに営業は続けられました。

高度成長期とオイルショックによるキャバレーの変化

キャバレーは日本が飛躍的に成長を遂げた高度経済成長期(1954~1973年)に流行し、大盛況となりました。

当時、日本の景気は非常に良く、仕事をしている男性の収入は高い傾向にありました。そのためキャバレーに来店した男性客の中には、夜中まで女性とお酒を飲む人がたくさんいました。キャバレーが建ち並ぶ路地ではネオンサインが輝き、まさに順調な日本経済を象徴する風景となっていました。

しかし1973年と1979年の2回にわたり、「オイルショック」という原油価格が高騰する事態が起きました。これによって日本経済は大きな打撃を受け、企業の利益は大きく落ち込んでしまいました。そして、企業で働く社員の給料も減額されました。

これによって、キャバレーに来店する男性客も急激に減りました。キャバレーの中には当時の不景気の雰囲気から、ネオンサインをつけるのを控える店がありました。また、廃業に追い込まれるキャバレーもたくさんありました。

こうしてキャバレーはオイルショックによって人気が衰えました。

1980年代、キャバクラが登場

キャバレーの人気が衰えたあと、新しく登場したのが「キャバクラ」です。キャバクラは「キャバレークラブ」の略で、「キャバレーの女性と会話をできるサービス」を「クラブのような高級感のある店内」で楽しめることが特徴です。

当時、風俗業界では法律の整備が進められていました。1958年には「売春防止法」という風俗店での売春を禁止する法律が施行されました。さらに1984年には、風営法(風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律)の大幅な改正がありました。

キャバクラは、こうした新しい法律を守る風俗店として営業が始まりました。日本初のキャバクラは、東京の新宿に1985年に開業した「Cats」という店でした。これをきっかけとして東京では、渋谷や池袋などにキャバクラがたくさん開業されるようになりました。

キャバクラでは「店を3回利用すると、店の女性とデートをすることができる」というサービスがありました。これはいわゆる「店外デート」と呼ばれるサービスで、現在もキャバクラで行われているサービスです。

2000年代に「キャバ嬢」が誕生し、キャバクラの多様化が進んだ

2000年代に入ると「キャバ嬢」という言葉が誕生しました。キャバ嬢は「キャバクラで働く女性」のことを指します。

キャバ嬢はキャバクラを訪れる男性客からだけでなく、女性からも人気となりました。その理由は「キャバ嬢が非常にお洒落で、女性から見ても可愛かったため」です。

キャバ嬢のファッションは世間に注目され、「小悪魔ageha」というキャバ嬢のファッションを専門的に特集する雑誌も登場しました。

また、キャバクラは全国各地で営業されるようになり、さまざまな種類が登場するようになりました。バニーガールやメイド姿などのコスプレで女性が登場してくれる「コスプレキャバクラ」や年齢が高い女性が接客してくれる「熟女キャバクラ」、さらにニューハーフのスタッフが在籍している「おかまバー」なども登場しました。

キャバクラは現在も人気となっており、全国各地の歓楽街で営業されています。

このようにキャバクラの歴史は、1900年代に入ってから始まりました。キャバクラは現在では一般的な風俗店としてたくさんの男性から支持されています。しかし、現在の状況に至るまでにはさまざまな出来事があったのです。

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