タイの首都バンコクには、さまざまな風俗店があります。その中のひとつとして、「エロマッサージ」という店があります。エロマッサージでは、「女性スタッフにマッサージをしてもらい、その後に女性とセックスをすることができる店」を指します。
エロマッサージのように「マッサージとエッチがセットになっているサービス」は、日本の一般的な風俗店にはありません。そのため、タイならではのサービスを楽しむことができます。
ただ、初めて利用するときには、エロマッサージの利用システムや料金について、分からないことが多いです。そこでここでは、タイ・バンコクのエロマッサージについて紹介します。
エロマッサージの特徴
エロマッサージはタイにおいて、「スペシャルマッサージ」と呼ばれることがあります。タイの風俗店においてスペシャルとは、「セックス」を意味します。エロマッサージでは、最初に女性スタッフがマッサージを行ってくれます。そしてその後に女性が男性客にコンドームをつけてくれて、エッチを楽しむことができます。
タイの風俗店では、指名した女性と店内でエッチするのではなく、女性とホテルへ行ってプレイすることが多いです。しかしエロマッサージは「店舗型」の風俗店であり、男性客は店内でエッチを楽しむことができます。
エロマッサージはセックスを楽しめるものの、利用システムは日本の「ヘルス」や「ピンサロ」に似ています。
タイにおける他の風俗店では、60~90分ほどで女性とセックスを行う「ショート」と、女性と朝まで一緒に過ごすことができる「ロング」の2コースのみに分かれていることが多いです。
これに対してエロマッサージでは「ローションマッサージ」や「オイルマッサージ」「タイマッサージ」など、さまざまなコースが設けられています。また、プレイ時間に関しても、60分や90分などで分かれています。そのため男性客は、自分の希望に合わせてコースを選択できます。
また、エロマッサージは昼間から営業している店が多いです。
バンコクで人気の風俗店である「ゴーゴーバー」「日本人カラオケ」「マッサージパーラー」などは、夜の時間帯から営業が始まったり、出勤する女性が増えたりすることが多いです。
これに対してエロマッサージでは、昼間からたくさんの女性が出勤しています。バンコクで風俗遊びをするのであれば、「昼間にエロマッサージ、夜にゴーゴーバーなどの風俗店」のように楽しむことができます。
店によっては「アルバム」で女性を指名する
タイの風俗店は日本の風俗店と違い、「プレイ相手となる女性を、直接見て検討できる」というメリットがあります。
ただ、エロマッサージは店によって、日本の風俗店と同じように「アルバム」で女性を指名する場合があります。
アルバムの写真で女性を指名する場合、「パネルマジック」というものに気をつける必要があります。
風俗店の売上は、女性のアルバム写真によって大きく左右されます。男性客はアルバム写真で「女性が可愛いかどうか」を判断するためです。
そのため風俗店では、パソコンの画像編集ソフトによって女性のアルバム写真を加工することがあります。
つまり女性の写真を、本来の容姿より可愛く見えるように加工するのです。これを通称「パネルマジック」と呼びます。
日本の風俗店ではパネルマジックによって、「アルバムでは可愛いと感じたのに、実際に女性と会ってみたらブサイクだった」ということが起こり得ます。
反対に、女性を直接確認できるタイの風俗店では、このようなことが起こりません。しかしアルバム指名のエロマッサージでは日本の風俗店と同じように、「期待外れ」になる可能性があります。
アルバム指名かどうかは、エロマッサージ店によって異なります。そのためエロマッサージ店に入ってアルバム指名だった場合は、「ありがとう」と伝えて店を出ましょう。入店やアルバムにある女性の確認は無料であるため、女性を指名せずに退店しても問題ありません。そして、女性を直接確認できるエロマッサージ店へ向かいましょう。
エロマッサージとマッサージパーラーの違い
バンコクにおける店舗型の風俗店として、エロマッサージの他に「マッサージパーラー(MP)」という店があります。
マッサージパーラーも、名称に「マッサージ」という単語が含まれています。ただ、マッサージパーラーに在籍する女性は、短時間のみしかマッサージを行ってくれません。しっかりとしたマッサージを受けたいのであれば、エロマッサージのほうが良いです。
エロマッサージではオイルやローション、あかすりなど、さまざまな方法でマッサージを行なってくれます。そのため女性とのエッチだけでなく、身体の疲れを癒すことができます。
エロマッサージの個室もマッサージパーラーの個室も、「ベッド」と「バスタブ(浴槽)」が設けられています。
マッサージパーラーでは、女性が「洗体プレイ」を行なってくれます。洗体プレイは「女性が身体に石鹸の泡をつけて、浴槽で乳房をすりつけるように動いて男性の身体を洗うプレイ」です。マッサージパーラーでは、女性がじっくりと洗体プレイを行なってくれます。
これに対してエロマッサージでは、洗体プレイの時間は短めになることがあります。例えば男性が60分のコースを利用した場合、エロマッサージの女性は洗体プレイ・マッサージ・セックスの3つを行う必要があります。
洗体プレイに時間をかけていると、マッサージやセックスの時間が短くなります。そのためコースによっては、洗体プレイが短くなります。
このようにエロマッサージとマッサージパーラーは似ているものの、細かな点でサービスが異なります。好みに応じて利用すると良いでしょう。
エロマッサージの料金
エロマッサージの料金は、「通常のマッサージ」か「スペシャルマッサージ(マッサージ後にセックス)」を利用するかで異なります。
通常のマッサージのみを受ける場合、料金は1,000~2,000バーツ(3,000~6,000円)です。好みの女性に施術を受けられるため、料金は一般的なマッサージ店よりも少し高めに設定されています。
「あかすり」や「オイルマッサージ」「塩たたきマッサージ」など、店によってさまざまなマッサージの種類を用意していることがあります。
スペシャルマッサージの場合、料金は2,000~4,000バーツ(6,000~12,000円)です。スペシャルマッサージは「60分で2,000バーツ」「90分で2,500バーツ」など、時間によって料金が変わります。
また、店によっては「3P(男性客と女性2人の、合計3人でエッチすること)」を行えることがあります。3Pのコースを利用する場合、女性2人を指名することになります。
その分だけ料金は高くなりますが、3Pは日本でなかなか体験できません。そのため興味が湧いたら、タイで経験してみると良いでしょう。
さらにエロマッサージでは、「睾丸マッサージ(チンチンマッサージとも呼ぶ)」というマッサージを設けていることが多いです。睾丸マッサージでは、スタッフが玉袋(睾丸の皮膚)を伸ばしたり、睾丸を揉んで刺激したりします。
精子は睾丸で作られています。睾丸マッサージをしてもらうことでペニス周辺の血流が促進され、「勃起力の改善」や「精液量の増加」が期待できます。女性とエッチをする前に、施術を受けてみるのはお勧めです。
このようにエロマッサージはコースやオプションによって料金が変わります。日本の風俗店と似ているため、エロマッサージは比較的利用しやすいです。
バンコクにある他の風俗店は、「ペイバー(女性の連れ出し料:バーファインともいう)」「ドリンク代」「ホテル代」などがかかります。
しかしエロマッサージでは、このような料金を支払う必要がありません。エロマッサージは上記の料金のみで済むため、「安くタイ人女性とのエッチを楽しみやすい」といえます。
また、2,000バーツで遊べる女性であっても、可愛い人や美しい人はたくさんいます。そのため「女性の質」に関しても、エロマッサージは十分に満足できるはずです。
前述のようにタイの風俗店では、コースが「ショート」と「ロング」という2種類に分かれていることが多いです。
エロマッサージでは基本的に「店舗内でのプレイのみ」となっており、これは「ショート」にあたります。エロマッサージに在籍する女性と、ロングを選択することはできません。ただ、女性との会話中に連絡先を交換して、後でロングの交渉を行える可能性はあります。
私は友人と一緒にエロマッサージ店を訪れました。友人は退店後に「女性と仲良くなれたから、連絡先を交換してロングの交渉をすれば良かった」と話していました。
日本の風俗店では「風俗嬢(風俗店に勤務する女性)との連絡先交換は禁止」と決められていることが多いです。しかしバンコクの風俗店では、このようなルールがありません。そのため、比較的自由に店の女性と交渉することができます。
エロマッサージが多い地域は「スクンビット」
エロマッサージはバンコクの各地にありますが、その中でも特に多い地域は「スクンビット(Sukhumvit)」という場所です。
スクンビットは「バンコクの日本人街」であり、日本人がたくさん住んでいます。そのため日本人向けの店が多く、エロマッサージ店もたくさんあります。
バンコクにはスカイトレイン(BTS:Bangkok Mass Transit System)というモノレール鉄道が通っています。スカイトレインの「プロンポン駅」や「トンロー駅」周辺には、エロマッサージがたくさんあります。
初心者がエロマッサージで遊びたい場合、まずはこれらの駅に向かうと良いです。そして周辺を歩き、気になったエロマッサージに入店しましょう。
入店してアルバム指名であったり、好みの女性がいなかったりした場合には、退店して次の店へ向かいましょう。いくつかの店を回り、「好みの女性がいる店」を探します。このように店を決めれば、店選びで失敗しません。
プロンポン駅やトンロー駅に向かうには、スカイトレインを利用しても良いですが、タクシーを利用するほうが早いです。タイのタクシーは安く、初乗り料金が35バーツ(約105円)です。
バンコク市内から上記の駅に移動するのであれば、100~200バーツ(300~600円)で向かえます。
タクシーの運転手には、「Phrom Phong station OK? Meter OK?(プロンポン駅に行ってもらえますか? メーターを使ってもらえますか?)」のように聞くと良いです。メーターについて確認しておくと、より安く移動しやすいです。
タクシーの運転手は「Meter OK(メーターを使いますよ)」や「One hundred burt(100バーツで向かいます)」のように答えてくれます。
納得できたら、タクシーに乗車しましょう。また、トンロー駅に向かう場合は「Thong Lo station OK?」のように運転手へ聞きます。
ちなみにプロンポン駅から西に向かうと、徒歩で約20分、車で5~10分ほどの場所に「アソーク駅」という駅があります。
アソーク駅の周辺には、「ソイカウボーイ」や「ナナプラザ」などの有名歓楽街、「テーメーカフェ」という人気風俗店があります。エロマッサージを楽しんだ後は、これらに行ってみることもお勧めです。
より詳しいエロマッサージの地図
なお、特にエロマッサージが密集している地域としてプロンポン駅の周辺があります。ただ、ここにエロマッサージ店があるとはいっても、どこに行けばいいのでしょうか。エロマッサージ店は特定の区画に固まって存在しているため、どの場所にあるのか地図で把握しておくといいです。
以下はプロンポン駅周辺にあるエロマッサージの地図です。
エロマッサージを求めてバンコクを歩く場合、メインはプロンポン駅で問題ありません。上の地図に3つの路地を記しましたが、ここにエロマッサージ店が密集しています。
ここに存在する店で健全マッサージを期待してはいけません。ほぼ確実にスペシャルマッサージが待っています。スクンビット・ソイ33には健全マッサージ店が存在するものの、それでもエロマッサージ店の方が多いです。
通常のマッサージ店との見分け方
バンコクには、エロマッサージではなく「身体の揉みほぐし」や「足つぼマッサージ」など、通常のマッサージのみを提供する店もあります。
人によっては、通常のマッサージ店とエロマッサージ店を間違って入店してしまうことがあります。そして「通常のマッサージを受けたい」と考えていたにもかかわらず、店のスタッフからスペシャルマッサージを執拗に勧められてしまうことがあります。また、場合によっては、マッサージの途中で、パンツを脱ぐように促されることもあります。
このような事態を避けるためには、入店前に「店の看板」を確認しましょう。通常のマッサージ店は、看板にいやらしい雰囲気がなく、店先にマッサージのメニュー看板を立てていることが多いです。
これに対して店の看板がピンク色であったり、店の前に若い女性がたくさん座っていて声掛けをしてくる場合は、エロマッサージ店といえます。
また、エロマッサージの店名は、日本人が分かりやすいように「カタカナ」で書かれていることも多いです。
エロマッサージでないか心配な場合は、店のスタッフに「No special massage OK?(スペシャルマッサージは必要ないのですが、大丈夫ですか?)」と確認しましょう。
ただ、店の外観や雰囲気を見ればエロマッサージかそうでないかは簡単に見分けることができます。そのため、そこまで心配する必要はありません。
スクンビットのエロマッサージ体験
私はスクンビット(プロンポン駅周辺)のエロマッサージを体験してきました。以下では、その体験談を紹介します。
私が利用したエロマッサージは、スクンビットにある「ピンクマッサージ(Pink Massage)」という店です。ピンクマッサージでは女性を直接見て指名できるため、好みの女性とエッチを楽しむことができます。
私が入店すると、店のスタッフが料金について説明してくれました。ただ、スタッフは日本語を話すことができず、私はカタコトの英語でスタッフと会話を交わしました。
店の看板は「ピンクマッサージ」とカタカナで書かれていたため、私は「スタッフが日本語を話せるのだろう」と考えていました。しかし私の予想とは裏腹に、スタッフは日本語を話せなかったのです。
私がピンクマッサージへ行ったときには、15人ほどの女性が並んでいました。
エロマッサージは日本の風俗店に似た雰囲気で、小規模な店舗がたくさんあります。私はピンクマッサージに関して、「店の規模から考えると、比較的たくさん女性がいる」と感じました。店に在籍していた女性はそれぞれ可愛く、プレイ相手を指名しやすいと思います。
また、私がピンクマッサージへ向かったときはタイの旧正月で、「女性が私服を着て、マッサージやエッチを行ってくれる」というイベントが開催されていました。店に在籍する女性は普段、店舗から支給される服を着ているようです。
スタッフによると、スペシャルマッサージの料金は60分で2,000バーツ(約6,000円)でした。これに加えて、「100バーツ(約300円)追加するとオイルマッサージ」「200バーツ(約600円)追加するとローションマッサージ」のようにオプションが設けられていました。
私は好みの女性を見つけたため、2,200バーツ(約6,600円)を支払い、「ローションを使ってのスペシャルマッサージ」を受けることに決めました。
ピンクマッサージの個室は部屋全体がピンク色となっており、可愛い雰囲気がありました。個室に設置されていたバスタブとベッドも、女性らしい雰囲気のデザインとなっていました。
私は女性に服を脱ぐように促されて、全裸になって浴槽へ入りました。すると女性も一緒にお風呂へ入ってくれて、女性は私の身体をこするように洗ってくれました。女性はしばらく手を使って私の身体を洗うと、浴槽から上がってベッドへ向かうように促してきました。
私はタオルで身体を拭いて、ベッドに寝転びました。女性はバスタブを出て身体を拭くと、ローションを用意して私にマッサージを始めてくれました。
私は裸のまま、ベッドでうつ伏せになっていました。女性は私の身体にまたがり、ローションを私の身体に垂らしました。そして女性は、手でローションを塗り広げながら、私の背中や首を刺激してくれました。
私はマッサージパーラーという風俗店でも、女性によるマッサージを受けました。ただ、マッサージパーラーは女性とのエッチが中心で、マッサージは5分ほどの短時間しか行ってもらえませんでした。
これに対してエロマッサージでは、15分ほどマッサージをしてもらっていたと思います。私が指名した女性は小柄でしたがマッサージの指圧は強めで、私は気持ち良く感じました。
また、私は「ローションを塗ってもらってのマッサージ」を初めて経験しましたが、ぬるぬるとした感触によってリラックスできて気持ち良かったです。
このようにマッサージをした後、女性は私の背中に乳房をすりつけるように動いて刺激してくれました。女性は巨乳であったため、私は柔らかい乳房の弾力を堪能することができました。
このようにしばらくうつ伏せでのマッサージを続けた後、女性は私に仰向けになるよう促してきました。そして女性は再び、乳房を私の身体にすりつけてきました。
私が指名した女性は、日本語を話すことができませんでした。また、女性は淡々とマッサージを行っていたため、私はあまり女性と話さず、マッサージを堪能することに集中していました。
しかし女性のマッサージからは丁寧さが伝わってきたため、私は女性と会話できなくても十分に楽しく感じました。
マッサージを終えると、女性はペニスにコンドームをつけてくれました。タイの風俗店にいる女性はコンドームを口でつけてくれる場合があります。ただ、この女性は普通に手でコンドームを装着してくれました。
コンドームをつけ終えると、女性は騎乗位でのセックスを始めてくれました。私はこれまでのマッサージで興奮が高まっており、さらに女性の滑らかな腰つきによって、すぐに射精へ導かれました。
このように私はプレイを終えて、射精後は服を着て店を出ました。個室に入ってから退室するまで50分ほどだったと思います。
日本の風俗店ではプレイが終了しても時間が残っていれば、女性と一緒に過ごすことができます。しかしエロマッサージを含めてタイの風俗店では、残り時間があっても女性と会話を交わしたり、後戯(こうぎ:エッチ後の女性に対する愛撫)を行ったりすることはできません。女性は男性客が射精すると、すぐに服を着替えて部屋を出る準備を始めます。
私はタイで、ゴーゴーバーやマッサージパーラーなど、他の風俗店も楽しみました。これらの店で女性とエッチをする場合、3,000~4,000バーツ(9,000~12,000円)ほどかかります。これに比べるとエロマッサージの料金は、非常に安いと思いました。
私はこのようにエロマッサージ店の利用を終えて、満足感に浸りながら店を出ました。
タイ・バンコクのエロマッサージについては以上です。エロマッサージは日本の風俗店と似たシステムとなっており、利用しやすい店といえます。
また、エロマッサージはペイバー(バーファイン)やドリンク代、ホテル代がかからないため、安くエッチを楽しみやすいです。バンコクにはたくさんのエロマッサージがあるため、興味があればぜひ店を訪れてみてください。