女性の身体にはたくさんの性感帯(性的興奮を感じやすい部分)があります。その中でも見落としがちな部位として「脚(あし)」があります。脚はパーツに分かれており、指がある「足」、そのすぐ上の「ふくらはぎ」、関節部分の「膝」、そして上半分の「太もも」があります。
脚を丁寧に責めることで、女性は女性器や胸を責められるのとは違う興奮を味わうことができます。ここでは、女性の「足から膝にかけての愛撫方法」を紹介します。
足のつま先から愛撫を行う
すらりとした女性の脚は、男性が魅力を感じやすい部分です。男性は女性の脚を見ると、つい「太もも」や「ふくらはぎ」を触ってしまいがちです。
しかし最初に責めるべきなのは、「足の指(つま先)」です。足の先端部分から愛撫を始めることが大切です。
この理由は、「愛撫は最初、女性器から離れた部分から行うと効果的であるため」です。徐々に性的刺激が女性器に近付いてくることで、女性はゾクゾクとした興奮を感じやすくなるのです。
最初にふくらはぎをなでて、その後に足の指を刺激すると、女性器から遠ざかる方向に刺激することになります。
これでも女性に性的刺激を与えることはできます。ただ、より女性を激しい興奮に導くためには、徐々に刺激を強める必要があるのです。そのため脚への愛撫は、つま先から始めて膝にかけて行うことが必要です。
足の指を責めるには、手の人差し指・中指・薬指の3本を使います。これらの指で足指の腹を軽くなでるように、左右にスライドさせます。なでるときはフェザータッチで、触れるか触れないか程度のごく軽い刺激を女性に与えるようにします。これだけでも女性は十分に感じます。
また、このときに足指を舐めるのも効果的です。足指を舐めることで、女性は「こんなところまで舐めてくれるの?」と驚きと興奮を感じます。
ただ、足に対してにおいを感じる場合があるため、足指を舐める前には女性にシャワーに入ってもらいましょう。もしくは2人でシャワーに入り、男性が女性の足を洗うのも良いです。
指を舐めるときの女性へのフォローとして「足がにおわないね」のような言葉をかけると良いです。女性は「自分の足が臭くないか」を気にしています。配慮のために言葉で伝えてあげると、女性が安心します。
足裏には性感帯がたくさんある
足裏は神経がたくさんある部分です。そのため性感帯も多いです。足裏は面積が広いですが、大きく3つのパーツに分けることができます。指の付け根・土踏まず・かかとの3カ所です。
愛撫を行う際のポイントは「愛撫に使う指の本数」です。足の指に対しては手の3本の指を使いましたが、足の指の付け根や土踏まずを刺激する際には、手の人差し指と中指の2本を使うと良いです。かかとは面積が狭いため、人差し指だけで良いです。
このように指の本数を減らすのは、単に刺激をしやすくなるためだけではありません。愛撫に使う指の本数を減らすことで、女性が足裏の神経を集中して責められているように感じるようになるのです。そのため、女性をより興奮に導きやすくなります。
足の指の付け根は、足の指と同じくフェザータッチで左右にスライドさせるように刺激しましょう。土踏まずとかかとは、フェザータッチで円を描くように刺激すると良いです。土踏まずは面積が広めのため、全体的に刺激するようにしましょう。
さらにここで「足の側面」も責めておきます。側面は足の「外側」と「内側」があります。両方とも、手の人差し指と中指の2本で楕円を描くようにしてなでます。
かかとも責めますが、かかとは固いため「本当に刺激して女性が興奮するのか」と思うかもしれません。しかしかかとへの愛撫も、十分に性的刺激を与える効果があります。人差し指で円を描いてなでましょう。
足の甲とくるぶしを丁寧に刺激する
次に、足の甲とくるぶしを責めます。足の甲は土踏まずと同じく、全体的に円を描くようにしてなでます。手の人差し指と中指の2本で行うのが良いです。
足の甲は平坦なため、責めていて退屈に感じるかもしれません。しかし、甲の隅まで丁寧に刺激しておくと、その後の女性の興奮度合いが高まります。
同時に、くるぶしも刺激します。くるぶしは足の中でも小さなパーツですが、実は女性が非常に気持ち良く感じる部分です。くるぶしの突起に沿って円を描くようになでましょう。
ふくらはぎと膝を責める
脚への責めの後半は、ふくらはぎと膝への愛撫を行います。ふくらはぎはすべすべとした感触が気持ち良い部分です。フェザータッチで足先から膝の方向にかけてなでるようにしましょう。前述のように、「女性器に向かう方向」になでるのが原則です。
また、ふくらはぎは揉むのも良いです。揉む際のほど良い弾力は、男性にとっても気持ち良いものです。このときに「肌がきれいだね」と声をかけてあげると、女性が喜びます。
脚はとくに、女性が「ムダ毛を気にしている部分」です。きれいであることを伝えてあげることで、女性が自分の身体に自信を持つことができます。
指でふくらはぎへの愛撫を行ったら、足から膝の方向に舐めるのも効果的です。キスも取り入れながら、女性のふくらはぎの柔らかさを堪能しましょう。
最後に膝を責めます。膝の表面を指で円を描くようにして責めます。また、手の5本指で膝を持ち上げるように、フェザータッチでなでるのも効果的です。膝には神経がたくさんあり、このように優しく責めることで女性が感じやすいです。
ただ、最初から膝に優しく触れると、女性がくすぐったく感じてしまうことがあります。この場合、最初は5本の指で膝をつかんで刺激を加え、その後に少しずつフェザータッチに移行するようにします。
また、「膝の裏側」も刺激しておくと良いです。これまでと同様に、2本の指を使って円を描くようにしてなでます。膝裏も感じやすい女性が多いです。
女性への脚への愛撫は以上のようにして行います。多くの男性は胸や女性器など、上半身の愛撫に集中してしまいがちです。しかし下半身にあたる脚にもたくさんの性感帯があります。丁寧に愛撫することで、女性がさらに快感を覚えやすくなるのです。