「女性と一緒に、会話やお酒を楽しみたい」というときに利用しやすい店として、「ガールズバー」が挙げられます。ガールズバーは「バーテンダー(お酒を提供するスタッフ)が女性中心であるバー」を指します。ガールズバーは2006年頃から店舗が増え始め、現在では歓楽街を訪れる男性客に人気となっています。
ガールズバーは「キャバクラ」と混同されることがよくあります。しかしガールズバーは、キャバクラと異なる特徴があります。
目的に応じてガールズバーとキャバクラを使い分ければ、より夜遊びを楽しむことができます。ここでは、ガールズバーについて詳しく紹介します。
ガールズバーの特徴
ガールズバーの店内にはカウンターやテーブルが設けられており、男性客はお酒を楽しむことができます。店によっては、おつまみのような軽食を用意していることもあります。
ガールズバーでは男性客それぞれに「担当の女性スタッフ」がついてくれます。そのため男性は、お酒を飲みながら女性と会話を楽しむことができます。
ガールズバーはあくまでも「バー」として営業されており、「飲食店」の扱いとなっています。
ガールズバーと混同されることが多い「キャバクラ」は、「風俗営業」の扱いです。銀座などにある「クラブ」や全国各地にある「スナック」、パチンコ店なども風俗営業に属します。
風俗営業の店であるキャバクラは「風営法」という法律を遵守する必要があり、午前0時から日の出まで、営業が禁止されています。
これに対してガールズバーは飲食店の一種である「バー」で、風俗営業に属しません。代わりにガールズバーは、「深夜酒類提供飲食店」として営業しています。
そのためガールズバーはキャバクラと異なり、午前0時を過ぎても営業することが可能です。
ガールズバーは2006年以降、急速に店舗が増え始めました。その背景には「風営法の規制強化」があります。
風営法は時代に合わせて改正が繰り返されており、2006年5月に大幅な改正案が施行されました。
キャバクラは開業する際に、「公安委員会」という機関への届出が必要です。しかしキャバクラ経営者の中には、届出を行わずに無許可で営業する人がいました。
2006年5月に改正された風営法では、公安委員会へ届出を行った際に発行される「届出確認書」を店内に常備して、警察から求められた際には、すぐにそれを提示しなければならなくなりました。
さらに「男性客につきまとう」などの強引な客引きも禁止され、キャバクラに対する規制が厳しくなったのです。また、違反店に対する罰則も、重くなりました。
このような状況から、経営者の中にはキャバクラの営業を続けられなくなる人がいました。そしてこうした経営者は、風俗営業に属さないガールズバーの経営に舵を切り始めたのです。ガールズバーはキャバクラに対する規制が強化されたことから、法律をかいくぐって生まれたサービスといえます。
なお、もちろんキャバクラは現在も各地で営業を続けており、2006年5月以降は法律を遵守する優良店が生き残っています。
ガールズバーの女性とキャバ嬢の違い
ガールズバーで働く女性と、キャバクラで働く女性である「キャバ嬢」には、さまざまな違いがあります。以下では、ガールズバーで働く女性とキャバ嬢の違いについて説明します。
ちなみにキャバクラで働く女性には「キャバ嬢」という呼び名がある一方、ガールズバーの女性には、このような呼び方がありません。
女性の年齢層
ガールズバーとキャバクラでは、勤務している女性の年齢層が異なります。ガールズバーにいる女性は、20代の若い人がほとんどです。
これに対してキャバクラは20代の女性も多いですが、30代や40代の女性が勤務していることもあります。中には「熟女キャバクラ」のように、年齢の高い女性が在籍していることを売りにしている店もあります。
ガールズバーの仕事は、「アルバイト」として募集されることが多いです。そのため大学生や20代前半や中盤の女性が「大学の授業終わりに、効率良くバイトをしたい」「仕事終わりや休日にアルバイトをして、収入を増やしたい」のように考えることがよくあります。
そのためガールズバーには、可愛くて若い女性が多い傾向にあるのです。
また、女性が得られる収入の伸びに関しては、ガールズバーよりキャバクラのほうが良いです。そのためキャバクラには「しっかり働いて、贅沢な生活を送りたい」「借金を返済するために、どうしてもお金を稼ぎたい」のように考える女性がいます。
一方でガールズバーの仕事で得ることができる収入は、多くても20~30万円であることが多いです。そのためガールズバーで働く女性は、一般女性と似た雰囲気のある人が多いです。
男性によっては「キャバ嬢はいかにもプロという雰囲気で、あまり楽しめない」という人がいます。このような人には、ガールズバーにいる女性のほうが向いているといえます。
女性と会話を交わす際の距離
ガールズバーでは、女性と会話を楽しむことができます。ただ、キャバクラと明確に異なる点として、「女性との物理的な距離」が挙げられます。
ガールズバーはバーであるため、女性スタッフは男性の「接待」をすることが法律で禁止されています。そのためガールズバーでは、女性が男性の隣に座ってくれません。
女性はカウンター越しに座ったり、男性が座っている椅子から少し離れた場所に椅子を置いて座ってくれたりします。
これに対してキャバクラでは、男性のすぐ隣に女性が座ってくれます。
このようにガールズバーでは、女性が男性と一定の距離を置いて座ります。そのためキャバクラよりも、女性と親密な雰囲気になりにくいです。
ただ、「女性と会話を楽しめる」という点においては、ガールズバーもキャバクラも変わりません。そのためガールズバーは「キャバクラが手軽になった店」と考えてください。
ただ、ガールズバーであっても店によっては、女性が男性と近い距離で座ってくれることがあります。たくさんの店が存在する歓楽街では、他店との競争からこのようなサービスを提供するガールズバーがあります。しかし過剰なサービスを提供するガールズバーは違法であり、警察に摘発されることがあります。
女性の服装
また、ガールズバーとキャバクラでは、「女性の服装」も異なります。ガールズバーでは、女性が私服のような格好で接客してくれることが多いです。これに対してキャバクラでは、女性が華やかな雰囲気のある「ドレス」を着ていることが多いです。
どちらの服装を良いと感じるかは、人によって異なります。
女性の好みは、男性によってさまざまです。中には「セクシーなドレスを着たキャバ嬢が好きだ」と感じる人もいれば、「一般女性に近い雰囲気のある、ガールズバーの女性が好きだ」と考える人もいます。
ちなみに私の場合、両方の女性とも魅力的だと思います。そのため気分によって、遊びに行く店を変えています。ガールズバーへ行ったことがない場合、足を運んでみると良いでしょう。
ノルマの有無
ガールズバーの女性には、ノルマがありません。これに対してキャバ嬢には、店からノルマが課されています。
ガールズバーの女性は「ガールズバースタッフ」や「カウンターレディ」など、時給制のアルバイトとして仕事をしています。時給は2,500~3,500円であることが多いです。
これに対してキャバ嬢の場合、最初は時給であることが多いです。キャバ嬢は時給2,000や3,000円などで仕事を始めますが、自分を指名してくれる男性客が増えると給与体系が変わります。
指名は「本」を単位として数えられます。キャバ嬢は最初、時給2,000円であっても、指名10本(10人の男性から指名)で時給2,500円、20本で時給3,000円、のように収入が上がります。これを「時給スライド方式」といいます。
時給での仕事を続けて男性客からの指名が増えると、キャバ嬢は「売上バック方式」という給与システムへ移行することが多いです。
売上バック方式は、「女性が売り上げた売上の40~50%を給料として受け取るシステム」です。
例えばキャバ嬢Aさんを指名した男性客たちが、ひと月で200万円を店に支払ったとします。女性の収入が売上の40%である場合、Aさんの収入は80万円(200万円×40%)となります。
また、「男性からの指名1本につき、キャバ嬢への給料が1,000円プラス」のようなシステムとなっていることもあります。これは「指名バック式」といいます。
このような給与システムであることからキャバ嬢は、指名を増やすようノルマを課されています。しかしガールズバーの女性は完全に時給で働いていることから、ノルマがないのです。
接客技術に差がある
女性が男性客に行う接客の質は、ガールズバーよりキャバクラのほうが良いと考えてください。
キャバ嬢は上記のようにノルマを課されているため、男性客から指名してもらえるよう楽しい会話を意識したり、疑似恋愛のような雰囲気を演出してくれたりします。
これに対してガールズバーで働く女性は、ノルマをこなす必要がありません。キャバ嬢は自然に「接客を工夫する姿勢」を身につけますが、ガールズバーの女性は「決められた時間を働けば良い」と考えていることが多いです。
そのためガールズバーで働く女性の中には、プロ意識に欠ける人もいます。
キャバ嬢は男性客が煙草を吸うときに、ライターで火をつけてくれることが多いです。これに対してガールズバーにいる女性は、このようなことを行なってくれません。
ただ、ガールズバーの女性であっても「接客をする仕事」という意識をもち、きちんと男性客を楽しませてくれる女性はいます。
ガールズバーの女性はキャバ嬢のような「プロの接客」ではありません。しかし逆に、いわゆる「素人(一般女性)の雰囲気を楽しめる店」と認識すると良いです。
ガールズバーで勤務する女性とキャバ嬢には、以上のような違いがあるのです。
ガールズバーの料金
ガールズバーの料金相場は、1時間で約3,000円です。この料金でビールやウイスキー、烏龍茶などのドリンクが飲み放題となっています。この料金を「セット料金」と呼びます。ガールズバーの利用料とドリンク代が、セットになっているのです。
会話を交わしてくれる女性スタッフにドリンクをご馳走したり、おつまみなどを注文したりすると、追加料金が発生します。女性へのドリンク代は、1,000~2,000円が相場です。
また、ガールズバーで好みの女性を見つけたら、定期的に通って指名するようになることがあります。女性を指名するためには「指名料」がかかり、女性へのドリンク代と同じく1,000~2,000円が相場です。
ガールズバーは飲み放題の料金だけで抑えれば、安く楽しむことができます。ただ、お酒に酔うと気分が高揚しやすく、女性にドリンクをご馳走しやすいです。
また、好みの女性を指名したくなることもあります。このような行動をとると料金は高くなるため、気をつけてください。
キャバクラを利用する場合、セット料金として1時間あたり5,000円が相場です。そのためキャバクラに比べると、ガールズバーは安いといえます。
初心者がガールズバーへ行く場合、女性にドリンクをご馳走するときのことを考えて、5,000~10,000円を予算の目安と考えてください。
ガールズバーの内装は、一般的なキャバクラと似た雰囲気となっています。そのため女性との会話を楽しみたいだけであれば、キャバクラでなくてもガールズバーで十分に楽しむことができます。
また、ガールズバーによっては、いわゆる「ボッタクリ店」である場合があります。このような店を避けるためには、入店する際に料金を入念に確認しておきましょう。
「1時間あたりいくらなのか。本当にその料金で間違いないか」「飲み放題なのか」「女性へのドリンク代はいくらなのか」「明らかに未成年と思われる女性が働いていないかどうか」の4点について確認しておけば、ボッタクリに逢う可能性は低いです。
東京の歓楽街である「歌舞伎町」では、客引き(キャッチ)がガールズバーを紹介してきます。
しかし客引きが提案する店は、ボッタクリ店である場合が多いです。そのため初心者は歌舞伎町で飲むことを控えるか、歌舞伎町の客引きにはついていかないよう注意することをお勧めします。
ガールズバーで楽しめるサービス
ガールズバーでは女性との会話以外に、「カラオケ」や「ゲーム」を楽しめる店が多いです。
ガールズバーの店内には自由に歌えるカラオケが設置されており、男性客が歌っています。また、男性は女性スタッフとデュエットで歌うこともできます。
カラオケを女性と楽しんでも、追加料金は発生しないことが多いです。入店前に男性スタッフへ「カラオケを女性と歌っても、料金は変わりませんか?」と確認しておくと確実です。
カラオケを歌う際には、自分の接客担当ではない女性や他の男性客にも、自分の歌声が聞こえることになります。歌うことが好きな場合には、カラオケを利用すると良いでしょう。
また、ガールズバーによっては「ゲーム」を用意していることがあります。ゲームは多くの場合、「トランプ」や、積み上げたブロックを崩れないように抜いていく「ジェンガ」などが用意されています。
こうしたゲームを女性と一緒に行うことで、ワイワイと楽しむことができます。ゲームに関しても、追加料金は発生しない場合がほとんどです。
ガールズバーの女性は、会話が苦手な場合があります。このような女性は男性客との時間をやり過ごすために、カラオケやゲームを積極的に勧めてくることがあります。
カラオケやゲームを楽しんでいると、男性は女性とゆっくり会話を交わすことができません。これらは男性が女性と楽しむために用意されていますが、「ガールズバーの女性が男性客との会話を避けるため」でもあるのです。
ガールズバーの楽しみ方は人それぞれですが、私はガールズバーに行ってもゲームをあまりせず、女性との会話を楽しんでいます。
また、ガールズバーでゲームをする際には、女性からドリンクをねだられることがあります。
ガールズバーは料金が安いため、女性スタッフが男性客に追加料金を払わせようと試みることがあります。この手段として、女性はゲームを利用することが多いのです。
ガールズバーの女性は「ババ抜きをして私が買ったら、ドリンクをご馳走してね」と男性にお願いして、追加のドリンク代を狙います。
女性と楽しく過ごしたいのであれば、女性の提案に応じても問題ありません。ただ、追加のドリンクをご馳走したくない場合は、「1軒目に飲んだ店で飲みすぎて、実はお金に余裕がないんだ。ドリンクのご馳走は勘弁してほしいな」のように断ると良いです。
ガールズバーを利用する流れ
ガールズバーへ入店すると、スタッフが出迎えてくれます。スタッフは人数と利用時間を確認してくれて、料金について説明してくれます。サービス内容や料金に納得できたら、スタッフに席を案内してもらいます。
ガールズバーの座席は、テーブルと椅子が設置されている店もあれば、カウンター席の店もあります。また、それぞれの椅子とテーブルが区切られている「ボックス席」の店もあります。
これらのうち、ボックス席が最も落ち着いて過ごしやすく、女性と近い距離で座ることができます。ただ、ボックス席でなくても、女性と会話を楽しむことは十分可能です。
席に座ると「接客担当の女性スタッフ」が来て、挨拶をしてくれます。女性は最初にドリンクの注文を受け付けてくれます。ウイスキーや焼酎の水割りなどを注文すると、女性が男性客の前で作ってくれます。
ドリンクを注文して乾杯したら、お酒を飲みながら女性と会話を楽しみます。また、場合によっては女性とカラオケやゲームをしながら時間を過ごします。
また、制限時間が近づくと多くの場合、ガールズバーのスタッフが教えてくれます。
例えばガールズバーを60分利用したいとします。60分が経過する頃に店の男性スタッフ(ボーイ)や女性が、「そろそろ利用時間を過ぎますが、延長されますか?」のように尋ねてきます。延長をしないのであれば、「店を出る」とスタッフへ伝えましょう。延長するのであれば、「延長でお願いします」のように伝えます。
ただ、店によってはスタッフが利用時間を伝えてくれない場合があります。そのため、念のため自分でも利用時間を把握しておきましょう。
料金を支払うタイミングは店によって異なります。店によっては入店時にセット料金を支払い、女性にドリンクをご馳走したり、おつまみを注文したりした分の料金は、退店時に支払います。また、「セット料金を含めた全ての料金を、退店時に支払う店」もあります。
女性は退店時に、出口まで見送ってくれることが多いです。このように見送られることで、男性は良い気分で店を後にすることができます。そして男性によっては楽しい時間を過ごせたことで、同じガールズバーに再来店することがあります。
ガールズバーは会話が苦手であっても楽しめる
ガールズバーに興味がある男性の中には、会話を苦手としている人もいます。このような男性であっても、ガールズバーで楽しく過ごすことは可能です。
ガールズバーの女性は男性をもてなすことが仕事であるため、積極的に話題を振ってくれます。「どんな仕事をしているんですか?」「休みはいつも何をしているの?」のような質問をしてくれたり、女性が体験した出来事などを話してくれたりします。
また、会話が苦手な場合、「実は話すことが苦手で、今日は少し緊張しているんだ」などと正直に伝えると良いです。少し恥ずかしいかもしれませんが、女性に会話下手であることを打ち明けましょう。
このように伝えると、「女性から嫌われるのではないか」と心配になるかもしれません。しかし女性は男性から正直に伝えられることで、「私が頑張って、男性を楽しませてあげよう」と積極的になってくれます。
ガールズバーには複数人のグループで来店する男性もいれば、1人で店に訪れる人もいます。そのため、1人でガールズバーへ行っても問題ありません。
ガールズバーは前述のように、料金が比較的安いです。そのため好みの女性が見つかったら、ときどき通うこともお勧めです。
何度かガールズバーへ通って会話を交わしていれば、女性とのコミュニケーションに慣れることができます。ガールズバーは「会話の練習」を行うためにも活用しやすい店といえます。
ガールズバーの女性にモテるには
ガールズバーにいる女性は、可愛い人や美人な人が多いです。そのため男性によっては「ガールズバーの女性スタッフにモテたい」と考えることがあります。
ただ、ガールズバーには、たくさんの男性が来店しています。また、ガールズバーの女性は男性客に恋愛感情をもってしまうと、仕事に支障をきたしてしまいます。
つまりライバル男性が多く、女性は仕事と割り切って男性と接していることから、ガールズバーにいる女性にモテることは少し難しいです。
ただ、行動次第では、ガールズバーの女性に興味をもってもらうことは可能です。以下では、ガールズバーの女性にモテるための方法について紹介します。
ドリンクをご馳走して、女性を指名する
ガールズバーの女性はドリンクをご馳走してもらうと、嬉しく感じることが多いです。
ガールズバーの女性は店のオーナーや店長などから、「売上を上げるため、男性客にドリンクを飲みたいとお願いするように」と指導されていることが多いです。そのためドリンクをご馳走してくれる男性に、好感をもちやすいです。モテたいのであれば、女性に1~2杯のドリンクをふるまいましょう。
お金持ちであることを見せつけるように、何杯もドリンクをご馳走する必要はありません。タイミングを見て適度に注文すれば、それだけで女性はあなたに好感をもってくれます。数杯のドリンクをふるまうだけでも、女性は「この男性は、経済的に余裕がある人だ」と感じてくれるのです。
ガールズバーの女性にモテたいと思ったら、ある程度はお金を使うことが大切です。「できるだけ安く飲みたい」という男性は、セット料金だけを支払ってガールズバーで過ごしてしまいがちです。しかし多少のお金を投資すれば、ガールズバーの女性にモテる可能性が高まるのです。
ちなみにあまりお金を使わない男性は、ガールズバーの女性から「細客(ほそきゃく)」と呼ばれることがあります。
紳士的な態度で女性と接する
ガールズバーに来店する男性は、「女性に好かれよう」と躍起になる人が多いです。
男性によっては見栄を張るために高いブランドの服を着たり、「俺は仕事でかなり稼いでいるんだ」「友達に芸能界の人がいる」のように自慢したりすることがあります。このような行動をとることで、男性は女性の興味を引こうと試みるのです。
しかしガールズバーにいる女性は、日頃からさまざまな男性と接しています。そのためいわゆる「男性を見る目」が養われています。「見栄を張る男性」や「強がる男性」は、女性から見透かされていると考えてください。
また、「周りに迷惑をかける人」も女性から嫌われやすいです。
男性によっては飲み放題であることから、我を忘れて飲み過ぎてしまうことがあります。また、周りの人を気にせず、大きな声で騒ぐこともあります。
ガールズバーの女性は、男性の行動をよく見ています。紳士的にガールズバーを楽しむ男性のほうが、女性から好かれやすいです。
ガールズバーで働く女性は、20代前半~中盤の人が多いです。このような年代の女性は、同年代の男性よりも大人びていることが多いです。そのため女性は「大人な雰囲気の男性」に憧れやすいです。
このような女性心理を踏まえて、ガールズバーでは見栄を張らない程度でお金を適度に使い、女性と会話を楽しむと良いです。
周りに迷惑をかけず、楽しい空気を作ることができる男性に対して、女性は好感をもちます。紳士的な態度で女性と接するよう意識してください。
ただしこのとき、「女性に優しすぎる男性」は嫌われます。「僕はアイちゃんの嫌がることはしないよ」「仕事は大変じゃないの? 大丈夫?」のように、女性へ媚びるような態度で接すると、逆に女性から嫌われてしまいます。
このようなことを避けるために、紳士的な態度を保ちながらも、ときには女性を冗談でからかうと良いです。
女性を上手に「いじる」ことができれば、女性があなたと一緒に過ごす時間を楽しんでくれやすいです。「アイちゃんはお酒が好きなんだね。テキーラが似合うよね」のように、冗談と分かるように女性をからかいましょう。
女性の話を聞く姿勢をもつ
ガールズバーの女性は、日々さまざまな男性と接しています。そして多くの男性は、女性に対していわゆる「がっつく行動」をとってしまいます。
このような男性は、すぐに女性を「飲みに行こう」と誘ったり、合コンをしようと提案したりしてしまうのです。
ガールズバーの女性は、男性を楽しませることが仕事です。ただ、このような男性への対応をする中で、ストレスを溜めていることがあります。そのためガールズバーを訪れたときには女性の気持ちをリラックスさせるために、「聞き役」になると良いです。
女性の話に「うんうん。そうだよね」のように共感・理解を示す男性は、ガールズバーには少ないのです。このような姿勢をもつことで、女性は「この男性と話していると落ち着く」と感じます。そして女性は、あなたに興味をもちやすくなります。
一般的に「聞き上手はモテる」といわれます。ガールズバーの女性に対しても、聞き上手になることは有効なのです。
しかし女性の話を「ただ聞くだけ」ではモテません。
多くの人は「へー」「そうなんだ」「たしかに」のように、単調な返答をしてしまいます。これでは女性が「本当に話を聞いてくれているのかな」と不安になってしまい、気持ち良く話すことができないのです。
上手に女性の話を聞くためには、「そんなことがあるの!?」とリアクションを大きくとったり、「その後はどうなったの?」のように話を掘り下げて聞いたりすると良いです。このように意識することで、女性が話しやすい空気を作ることができます。
ガールズバーは「男性が女性に楽しませてもらう店」です。しかしガールズバーの女性からモテたいのであれば、「女性をもてなす意識」をもつべきです。
ガールズバーで働く女性は、格好良い男性である「イケメン」を苦手としていることがあります。ガールズバーに来店するイケメンは強引な態度であることが多く、女性は抵抗感を抱きやすいのです。
逆にいわゆる「癒し系」と呼ばれるような落ち着いた男性のほうが、ガールズバーの女性に好かれることがあります。
しつこくならないように、女性に好意を伝える
ガールズバーにいる女性から好かれるためには、女性に好意を伝える必要があります。女性と仲良くなった段階でさりげなく「可愛いよね」のように伝えたり、「今度、飲みに行こうよ」のように誘ったりしましょう。
何も伝えずに楽しく会話を交わすだけでは、女性はあなたを「お客様」として見るだけに止まってしまいます。
しかし上記のようにストレートな発言をすれば、女性はあなたが好意をもってくれていることに気付きます。このとき女性が「まんざらでもない」のであれば、誘いに応じてくれる可能性があります。
人によってはしつこく女性の連絡先を聞き出したり、隙を見て女性に近寄ってボディタッチをしたりすることがあります。しかしこのような行動をとると、女性は逆にあなたを嫌がってしまいます。
紳士的な態度で楽しくお酒を飲んでいれば、女性に好印象をもってもらうことができます。そうすれば、女性と2人きりで会える可能性が自然と生まれます。
店に通い、女性を指名する
ガールズバーの女性に好意をもってもらうためには、店に何度か通うことも効果的です。2回目以降に来店する際には、女性を指名すると良いです。
女性を指名することで、「あなたが女性を気に入っていること」を暗に伝えることができます。するとその後、女性との関係を深めやすくなります。
指名すれば、その女性はあなたへの接客に集中してくれます。店の混み具合によっては、指名した女性が少し席を離れることはあります。
しかしまた戻ってきて、あなたと会話を再開してくれます。長く会話を交わすほど、女性と仲良くなりやすいです。
女性を指名すると、店には「指名料」が入ることになります。また、指名することで、女性の給料が上がることもあります。そのためガールズバーの女性は男性から指名してもらうと、嬉しく感じることが多いです。
ただ、2回目か3回目の来店までには、女性をデートに誘いましょう。4回以上来店してから女性を誘おうと試みても、女性はあなたを「店でお金を使ってくれるお客様」と見てしまう可能性が高いです。
迷惑な男性客は、女性から陰口を叩かれることがある
ガールズバーで働く女性は、男性客を楽しませるように接客してくれます。ただ、男性によっては楽しい気持ちから飲み過ぎたり、強引な誘い方をしたりすることで、女性に迷惑をかけてしまうことがあります。
男性がこのような行動をとってもガールズバーの女性は表面上、男性に対して優しく接してくれます。しかしその男性が店を出た後に、女性は陰口を叩いていることがあります。
ガールズバーの女性は同僚と「先程まで店で飲んでいた男性は、とてもしつこく連絡先を聞いてきて嫌だった」「隙を見てボディタッチをしてきたり、合コンに誘ってきたりする男性は、本当に面倒」のような愚痴をこぼすことがよくあります。
「ガールズバーの女性にモテたい」と思う場合、このように言われないよう注意してください。
ここまで述べてきたことを意識すれば、ガールズバーの女性から好印象をもってもらうことができるはずです。
逆にガールズバーの女性を楽しませたり、女性の話を聞いたりしていると、女性から「あの人、もう帰っちゃったね」と残念がられるようになります。
このように思われるようになれば、ガールズバーの女性からモテることができます。
ガールズバーは、以上のように利用します。ガールズバーはキャバクラと異なる特徴があり、「気軽に女性とお酒や会話を楽しめる店」といえます。
また、接客してくれる女性も、キャバ嬢とは違った魅力があります。ガールズバーを利用することで、夜遊びの幅が広がります。比較的安い料金で遊べるため、興味があればぜひガールズバーへ足を運んでみてください。